リサイクル親父の日記

第709話 仙台の七夕前夜祭花火大会費用ねん出で苦労しているそうです

2009/08/11

仙台では恒例、全国的に有名な七夕が8月6日から8日まで行われる。
5日の夜に仙台西公園という場所で花火大会があり、費用は4千万円を必要とするそうだ。
今年は全国各地40か所で花火大会が中止になったそうだ。

仙台の花火大会では、主催者がボランティアなど募金活動に励み、尚且つ、戸別訪問を積極的に行った。
そんな苦労の末に何とか4千万円を集めることができて無事に実施された。
過去には100万円とか50万円とかの大口企業寄付を当てにしていたが、今はそれが無理になったそうだ。

大口に頼るのではなくて、小口を多数集めて目的を達する。
主催者の努力には頭が下がるけど、できればこれからも続いて欲しいと単純に願う一人だ。
この七夕の時期は俺のリサイクルショップは当然なのだが「暇」の一字である。

店も暇だけど、世の中には暇な人もいるようで、ポツリポツリとお客さんは来てもくれる。
或は、買取依頼や見積引き合いが意外に多かったりもする。
店も開けておけば少しは売れたり、買取で品物が入り、パタパタそれなりにやることができる。

話は花火に戻るが、各種企業のスポーツ活動が予算削減で中止に追い込まれている。
花火同様に市民参加型のクラブ化になる道、少額多数のお金集めて運営する方法しかなくなるようだ。
大口だけを頼る経営では基盤が一挙に崩れる危険をはらんでいる。

リサイクルショップを経営していて感じることと通じているかな、と思うのだ。
もう少し考えると、経営とも大きな共通点があると思う。
営業主力が大きな柱一本では、その柱が崩れると経営も立ち行かなくなる。

リサイクルショップの前に経営していた俺の会社はそんな状況であった。 
当時、俺は次の柱になる仕事を見つけようと必死に世の中を観察したんだ。
これが簡単ではなくて、トライしては止めての連続であり、俺自身が疲弊してしまったりした。

リサイクルショップでもその経験は活かされていて、何でもやってみる精神は残っている。
リサイクルショップという外形は気にしないで、面白そうな物は躊躇しないでトライしている。
実は小さな柱をたくさん建てることで、1本2本倒れても店が倒れないようにしたいのだ。

日々の営業では少額の日銭をコツコツと稼いで、時には巡ってくるチャンスを待つという戦術です。