リサイクル親父の日記

第797話 エスパーがやって来たんだ・・・仙台リサイクル親父もこの頃は・・

2009/11/14

昨日アップした風水を信じていた人もいたが今日はエスパー達ですよ、ご期待あれ!
最初にあったのは数年前だった。
ワンボックスに廃家電をいっぱい積み込んでいたが、良品を売りに来たのだ。

店では故障品は扱えないが、良品なら買取をしてもイイから数点テストした。
1~2点は問題ないから買取をしたのだった、それ以来、時々売りに来るからお茶をするようになった。
ザックバランな性格で開けっ広げだから、彼は何でも話してくれる。

俺も似た者だから意気投合してしまい、彼が来ると時間を忘れてしまうのだ。
どうして一人でしか仕事ができなくなったか、どうして普通の人と交われないのか、自分が一般的な人間じゃないとか、様々なこと・・・
俗にいえばノイローゼだと自覚していると・・・
こんな話は誰かれにできるものじゃないと思った。

俺も一般的な人間じゃないらしく、そんな彼が気味悪くは無いし、少し可愛らしさを感じたりもした。
ある時、店の骨董コーナーを見ていて突然に身の毛がよだったのだ。
腕の毛がプルプル震えて伸びた、そして、肌が鳥肌に変わってしまった。

「あぁ~、コレに霊を感じるんだ」と言う。
彼よりも見ていた俺の方が鳥肌が立ったのだが・・・人それぞれだからどうしようもない。
あれこれと凝視して、良い霊とか悪い霊とか感じることを口走るのだ。

最初はジッと眺めていたが、他にお客さんもいるから俺は彼を制止した。
「もうその話はお終いにしてよ」。
間もなく彼の鳥肌は治まり腕の毛も普通に戻ったのだ。

1年後に彼は彼女ができて、二人でワンボックスで同じ仕事をやっているそうだ。
そして二人はどちらも霊を感じるらしく、互いに感じた霊について俺の前で議論しているのだ。
勿論、俺にはサッパリ分からないし、感じることなんかないのだ。

彼女は仙台とはかなり遠い所で生まれ育ったが、霊の先生に導かれるように仙台にあてもなく来た。
そして偶然に二人は出会い、互いに魅かれて付き合いだしたそうだ。
二人は大変良き理解者同士で感じることも似通っているから、人生最良の出会いだった。

1~2か月に1度くらい二人は店に来るんだ。
俺はそんな機会が気兼ねなく話しあえるし、知らないことを聞けるので楽しい。
密かにかれらをエスパーと渾名しているけど・・・イイよね。