リサイクル親父の日記

第829話 狂ったヘルスメーター?

2009/12/17

色々と日用品の買取もしているから、食器や小物用具や道具なども取り扱う。
人々の家にある物とか使う物は誰でも必要とするので売れ易いので大歓迎である。
昨日、おっさんがヘルスメーターを買って行った。

紙箱入りで新品状態である。
さっき、おっさんが箱が破れた状態でヘルスメーターを持ってきたのだ。
「これ、5~6k狂っているよ!使い物にならないよ、返すよ!」と語気が強い。

レジカウンターには顔見知りの常連さんが2~3人居る。
店内にも数人が居る。
おっさんの語気が強いので、店の中でガミガミとやり合うの躊躇われた。

「そうですか・・俺が量って試しますよ・・俺の体重はXXkで・・・」
ヘルスメーターは実に正確に示したから、
「ちゃんと合ってますけど・・お客さんももう一度量ってみてください」と促した。

渋々おっさんは防寒着も着込んだ状態でヘルスメーターに乗った。
しかし、「ホラッ、おかしいぞ、5kも重いぞ!」と返金を要求して手を出してきた。
狂っていない物を狂っていると真剣そうに言うから、俺は狂っているのおっさんの方だと分かった。

これ以上の説明も説得もおっさんには通じる筈がないし、この手の人とは話すだけ無駄でもあると悟っている。
変な言いがかり、さっきは「専門家に見てもらってきた」とも言っている。
ヘルスメーターの専門家?

自分の体重を知っている人が試せば済むことを、専門家とは笑止千万であろう。
おっさんは代金を受け取るとスタスタと帰った。
ヘルスメーターが万万が一狂っていれば商品にはならない。

レジカウンターの常連さんたちに向かってお願いした。
「ただ今からテストをします、体重を量ってみてください」
一人、二人、三人・・全員が正確に計測できた次第でした。