リサイクル親父の日記

第842話 事故死は恐い、身近な人が・・・

2010/01/05

昨年、まだまだバリバリの現役の知り合いが二人も交通事故で亡くなってしまった。
一人は同業者だった。
時々トラックに荷物を積んでやって来たから、買取をさせてもらっていた。

関東方面に出かけては大量に仕入れて東北各地のリサイクルショップに卸売りをしていた。
彼のその働き振りを聞いた時に、物凄くハードでキツイことをやっているようなので大変心配したんだ。
リサイクル関係の仕事は、ましてや、卸売りでは利幅が極端に少ないから一種の同情を感じた。

その報を聞いた時に、無理がたたって事故ったようにも感じて、大きな暗澹たる気持ちになり俺は滅入った。
もう一人は俺の店の創業間もない頃からのお客さんである。
初めて来た時に店を大変気に入ってもらい、それから家族ぐるみ、親戚ぐるみでご愛顧いただいていた。

買う物が無くても近況報告的に来ていたし、一人でも来るし、家族でも来る。
会社の経営者だから、経済や経営、事業や企業などと俺とは話の内容も共通項が多かった。
去年夏にベンツのスポーツカーを買って、意気揚々と店の前に止めた。

相当お気に入りのようで2~3週続けて乗りつけたんだ。
あの自慢げな笑顔を忘れならない・・・しかし、今は会えない。
彼は仕事も順調で張り切っていたんだ。

対照的だった二人の生き方と逝き方。
両人共に中学生や小学生の子供さんがいたし、それを思うと悲しみは一層大きい。
人の生死はいつどうなるかは分からないのは当然至極である。

身近であればある程、元気な人の突然の訃報はショックが大きい。
俺も毎日車を運転するのが常態であり、注意をするのは当たり前だが・・・
若い時分はカッとなりやすかったから少し無謀な運転をしてしまったりした。

もう人生も終盤だから、慌てたり急いでもしょうがないようだし・・・
ゆっくり、おっとり、安全運転を今年は心がけようか?