リサイクル親父の日記

第847話 あぁ~・・宮城県・・・

2010/01/10

政府が景気の2番底にならないように経済対策をすると発表したりしている。
財政赤字も相当大きいから、簡単にはいかないでしょうと思うが。
新しい財務大臣が円安発言で輸出産業を庇ったりもしている。

株価が少し上向いたりしてて多少は明るいのかも知れない。
XXXショック後にグローバル化に柔軟に対応できた企業はそろそろ業績回復してきているようだ。
反面、失業率は良くなっていないし、新卒の就職率も大変悪いのだ。

海外に大企業が製造拠点を移したし、事業基盤をも移しつつある。
日本の景気を良くする方法は結構難しいと感じる。
コンクリートから人へとシフトするのは正しいだろうが、構造変化をうまく変える政策が必要だろう。

ところで、今年の宮城県は相当期待できそうだとの予測がある。
仙台市の北方面にトヨタ関連工場が進出したり、大企業や中小企業が進出したりしているから当然だけど。 
住宅供給とそれに伴う人口流入である。

その地区周辺では住宅建設が進むだろうし、関連産業が盛んになりそうだと期待されている。
県や市、経済界は新年早々からその話題で盛り上がっている。
俺も県民としては景気が良くなると思いたい。

それにJ1昇格のベガルタ仙台と東北楽天ゴールデンイーグルスの活躍に期待もある。
本当はこれだけ好条件が揃うのだからもっと盛り上がりがあってもイイと思う。
しかし、仙台中心部のオフィス空室率は最大の上昇を示した。

この状況は何を表しているのか?
やはり地方都市は相当疲弊しているようだし、景気はまだまだ悪いのではないだろうか?
昨年は事務所や営業所の撤退や縮小の話が何軒もあり、事務機を買取した。

今年も新年早々に事務所撤退の話が舞い込んできている。
企業の入れ替わり的な新陳代謝の動きであればイイのだが、撤退ばかりが多ければ不況を認めるしかない。
それでも宮城県にはイイ話題があるだけでもイイのかな?