リサイクル親父の日記

第896話 寒かったり暖っかかったりして・・・

2010/03/01

数日前はバカ陽気で4月並みの気温だもんねぇ~、少し荷物を持つと汗がってな具合でした。
だがここ2日間は通常に戻ってしまい、俺は寒さに鼻水タラタラってなもんでした。
気温の変化に体調がついて行けず、実に歳を取ってしまったもんだと一人嘆きをしている。

リサイクルショップを始めてからは、ザックバランにオープンに他人との会話も接客もやっている。
その習慣が体の芯まで染み込んでしまっているから、行儀良く他人と接することに苦労したりする。
ラフさは時にはぶっきら棒だったり野暮ったかったりする印象を与えるのかもしれない。

1週間から数日前まで慣れない交渉を数件やったりしたから、久方ぶりに精神的疲労を感じている。
銀行員やある企業とのネゴに打ち合わせが連日続いてからね。
相手は数社で10人以上の人たちと初対面ながらハードネゴシエイションってことだ。

夜も昼も多い日には5~6回やったから、重要なことや大切なことの連続だ。
毎回必要なメモを取り手順を忘れないように心掛けて遺漏が無いようにと気苦労した。
金を動かし、重要な契約締結をして、と石巻と仙台を行ったり来たりした。

リサイクルショップの日常は数百円から数万円、稀に数十万円の動きだから感覚が違うんだ。
契約書を必要としない取引ばかりだし、その精読と理解に俺の脳みそは悲鳴を上げていた。
肉体も慣れない姿勢を強いられてしまうから疲れます。

言葉使いには大変苦労してしまうんだ。
相手の人たちは普通に敬語や謙譲語、丁寧語を駆使していますが、何てたって俺は田舎のリサイクル親父だもん。
ズーズー弁丸出しでベランメー調ですから、俺一人が芸人の如くに浮いてしまっていた。

次に服装です、三つ揃えやスーツにネクタイでしょ、俺はジーンズに作業ジャンパーですから・・・
コメディチックですね。
でも俺は言葉も服装も気にせずに対応する自分が理想だったから、臆せず意見と考えを主張してネゴした。

相手の人たちはどのように思ったかは分からないが無事交渉は成ったのだ。
兎に角俺には無駄な時間が無いし惜しいのだ。
これが俺流たる所以かもしれない。

しかして、俺の脳みそは四六時中激しく動いていて、気温を気にする余裕はなかったのだ。
その疲労が出てきてしまった。
ハァ~、疲れました。