2010/03/19
俺の愛読している起業ビジネス関連のブログによると、起業人気ベスト６位にリサイクルがあるそうだ。
もっと上位には、結婚相談、ネットショップ、学習塾、リペアなどがある。
俺も２０代後半に起業を意識してサラリーマン生活を送っていたんだ。
会社の仕事を一生懸命やることは勿論、そのためにも経済情勢を学んだりと結構テレビや本だが自分なりに勉強していたと思う。
マクロで考えたり、ミクロで地元を考察したり、様々に起業を考えていた。
東京の流行をいち早く取り入れて事業化したのを横目で羨んだりもした。
数年間確たる目標なく励んでいたが、サラリーマンとしての働きがいに疑問が大きくなってしまった。
俺が最善だと思ってプレゼンしても上司の一言で簡単に却下されたりして、その上司がダメ上司だったら嫌気が増すのは当然でもある。
少しだけ湧いた起業への憧れは年々強まり、２～３年経てば俺の気持ちの中に大きく希望として住みついたのだ。
開店資金は少ないから、保証金やロイヤリティのかかるフランチャイズだけは絶対やらないとも考えたんだ。
大切な資金を成功保証の無い仕事には使えない。
それよりもオリジナルな仕事を自分で作り出すとか地元にない仕事をやるとかを考えるようにしたんだ。
Ｍ＆Ａではないが、何かの営業権を買取するのは金がかかるだろう。
同様にフランチャイズも初めに金がかかるということは、失敗したら元も子もないということになる。
自分で新規に始めるには何もかからない、しかし、金を儲ける術を自分で捻り出さないとならない。
そんな俺の起業の時を思い出したんだ。
ところが簡単にはいかないから、失敗も数回経験している。
その経験はその後に大変役に立っている。
だからリサイクルショップを始める時も何も知識も無くて、見よう見真似で始めた。
やってみて、修正して、又、やってみてを繰り返していた、試行錯誤だった。
俺なりに他所の店を観察してノウハウを考えたりもしたけど、唯我独尊に変わりはなかった。
フランチャイズしている大型店にはそれなりのノウハウとやらがあるかも知れない。
俺が考えるに、余った物を買取するだけのことだから、特段のノウハウは不要に思うんだ。
どれ位で買取して、何ぼで売るかということ、それは商売を知っていれば誰にでも分かるはずだ。
経費を分析できれば必要な利益が分かるから、それをどの様にオンできて、且つ、利益を取れるかという至極簡単である。
わざわざフランチャイズ本部に高額な金を払わなくても、或は、その分の金で試行錯誤すればいいのではないか。
絶対儲かるなんてあり得ないから、自分を信じて熱意を持ってトライした方が面白い筈です。