リサイクル親父の日記

第922話 春が来た、春が来た、街も華やいできた

2010/03/29

数日前頃に買取で仙台市青葉区中心部をトラックで走行していた。
気温も高くて、日差しがあるとトラックの中は暑く感じることも多くなっている。
その付近は車線数も多くて、更に縫って走る車もあるため、注意しながら走るようにしている。

仙台市立病院があって、かなり救急車が出入りもしている。
サイレンを聞くと俺も我に返り、運転はスローで焦らずにしなくちゃと戒める。
その日も渋滞気味、慢性的に渋滞気味だからしょうがないけど。

ゆっくり渋滞の中にいると、歩道に袴姿の若い女性が2~3人歩いている。
赤、白、ピンク、紫など色がとりどりにまるでお花畑の感じがした。
歩くにつれて揺れ動く、風になびいて揺れる。

春の丘の一足早い小花の様に俺は感じた。
その先の方にも小花は咲いているようだ。
歩道の反対側にも、ズーッと先々にも可憐な小花が揺れていた。

未だ寒い季節でダーク系の服が多い中に明るい服は大変目立つし目を引く。
卒業式があっちでもこっちでも行われているのだろう。
そろそろ春到来ですね。

買取が多いのも3月いっぱいか、4月は新生活のスタート。
この買い取りの賑わいも3月末から4月初めまでくらいか?
自然の風景と歩調を合わせるように人々の服装、特に女性の姿が鮮やかに華やいでいく。

新芽が芽吹くと同時に花々が可憐に美しく咲く、同時にファッションも明るくなる。
人間と自然のコラボレーションは俺の心まで嬉しくしてくれる。
春が来たんだ、と日々実感が強くなる。

突風や重い雪、黄砂に、これも春になるための気象の癖だ。
暖かかったり寒かったり、凪だったり嵐だったり、でも日一日と春が来ている。
この時期は好きな季節の変わり目である。

天気は人生の様に何が起きるか予想もできなくて、波乱万丈ぎみだ。