リサイクル親父の日記

第933話 この頃、IHヒーターに合うかという質問が多いのですが・・・

2010/04/10

ここ10年以上前から家庭でもIHヒーターが普及しているようだ。
システムキッチンと共に電化が進んでいて、コンロも電化、IH化が多くなっているかも知れない。
プロパンや都市ガスとは違って安全性が高いという理由もあるかと思う。

鍋を買うお客さんが必ず質問するのが、「IHヒーターでも使える?」。
買ってもIHヒーターでは使えない場合があるのであれば、これほどの無駄はないからね。
ところがIHでは、特に初期の頃の製品では対応する鍋の種類が少ない。

最近の製品は性能が格段に向上していて対応種類はかなり広がっている。
だから俺は質問にカウンターをいれる、「いつ頃、IHを買ったんですか?」。
ところが記憶は曖昧だから、どうしても確認はできない場合が多いのだ。

「それでは、一度買ってください、そして、試して使えない場合には返品してください」。
「エッ、返品してもイイの?それだったら試してみるわ」と話は前進する。
俺は普通の対処方法だと考えているが、お客さんは大変喜んでくれる時がある。

「だってさ・・こんな店、リサイクルショップは凄く厳しい所があるよ、一度買ったら絶対戻せない店とかが・・・」。
俺も返品は困ると思っているが、理由と状況によって返品も有りなのではないか。
中古品では瑕疵もあるし、直ぐに壊れる場合、寿命が来ている品も現実にあるのだからね。

電子レンジも不思議だったが、IHヒーターも不思議な仕組みだと思う。
火や炎が無いのに、見えないのに、食品が加熱されちゃうんだもん・・・
テレビなどのリモコンも同じなんだけど、電線もないのに操作出来ちゃう・・・

今さら原理を知ってどうのこうのしようとは思わないが、身に見えずとも操作できたり調理できるのが凄いことだと思う。
子供の頃には薪のカマドがガスに替わったとか、スイッチをパチパチ押したり、ガチャガチャ回したりしたのがプッシュ式に替わった程度だった。
替わったことが体感して実感できていたんだ。

ここ20年くらいからの替わり方は変化が大き過ぎて、何もかもが実感を伴わない。
現代生活ではあらゆる物とことが、俺の理解できないことだらけで動いている訳だから深刻なことではない。
利便性の享受と有効活用向上を考えれば済む訳で、実はそちらが大切なのだ。

ところが俺も歳だと実感することがある。
ケータイは会話ができればイイし、まあ、メールもできれば尚イイか程度。
それ以上は望んで活用しようとしない、何故なら、今さら面倒くさいから・・憶えきれないし、面倒は嫌なのだ。