リサイクル親父の日記

第981話 とても気を使っていただきましてぇ~

2010/05/29

少ないが時々はメールで買取依頼や問い合わせが来たりする。
彼女は1ヶ月先に引っ越し予定だ。
それで色々質問をメールで聞いてきた。

「どんな物を買取してくれますか?」という内容だから、
俺はできるだけ簡潔に分かり易いように状態や品物について返事をしたんだ。
「ありがとうございます、それでは時期が来たら連絡します」とメールがあった。

それは確かに1ヶ月後くらいにメールがあったが、俺はすっかり忘れてしまっていた。
「引越しが決まったので・・・」と始まるメールを読んでも意味不明に思えた。
宛先を間違えてメールしたのか、でも、買取の品物が数点記されているからそうでもないか、と迷ってしまった。

細かな住所や電話番号は記されていないからメールで問うしかないのだ。
彼女の希望する日時や住所を問うと、それでも1週間先を指定してきた。
了解した俺は当日雨の強い日にアパートに行った。

買取は無事に済んで運び出しになって、洗濯機は2階から階段で下ろすには危ないかなと感じていた。
「わたしも手伝いますから」ととても親切なのだ。
でも雨が強いから、俺は部屋着の彼女が濡れてしまうのが心配で躊躇っていた。

「危ないし重いし、おじさんも大変だし」嬉しいことを言ってくれる。
その言葉に甘えて二人で洗濯機は下ろしたが、やっぱり濡れて服が肌にへばりついてしまっていた。
そして俺が他の物をトラックに積み終えるまで彼女は2階の通路で見守っていたのだ。

ギスギスしている世の中で、こんな親切な優しい人に出会うととっても気分が良くなってしまう。
「札幌育ちですが仙台に来て働いてるの・・」と言ったから、
「どうして、また?」なんて聞いたら、「雪が多いのが苦手で・・・」と答えていた。

仙台も雪は降るが札幌と比べれば少ないし、雪はロマンチックだなとか思っている。
ドカ雪が店の駐車場に降ると、雪かきでヘトヘトになりウンザリしたりしてる。
連日雪かきではロマンチックもあったもんじゃないのかと思い直したけど・・・

店に戻って机に座るとメールが来ている。
なんと彼女からのメールだし何か問題があったのかと心配になった。
「今日は雨の中、大変ありがとうございました。・・・・」。

ここまで気を使ってくれるなんてと感激してしまった。
素敵な買取をありがとうございます・・・笑顔の可愛い彼女でした。