2010/06/06
自民党から民主党に政権が変わった時に日本人は何を期待してたのだろうか?
ここ数年間の首相の交代劇連続を嘆いているけれど、嘆くことも無いと思うけれど・・・
そんな主張を店のお客さんにする時、俺はどうやら変人や奇人と思われるらしい。
戦後政治を考えてみればというか、人生もそうだけれど、何時でも困難の連続ではないだろうか?
例えば、安定したと思っていても、それは表面的だし長続きはし難い。
そして問題は起きるから、次に次と問題に直面しているのではないだろうか?
大きく揺れている日本は国際社会から見放されると、真剣に本気のように主張する評論家連中がいるが、本当にそうだろうか?
北朝鮮との危機を必要以上に煽ったためのしっぺ返しらしいが、韓国の与党が選挙で負けた。
自国の将来を考えて愛国心に燃えている国民は如何ほどいるのだろうか?
俺が店で会話をする一般人、庶民は、本当に日本の将来を憂えているのだろうか?
誰もかれもがテレビの評論家やコメンテーターの意見を鵜呑みにしてオウム返し的なことを主張したつもりでいる。
それではお偉い政治家の先生方は、国のために、国民のために政治をしているのだろうか?
地方に行けば行くほど政治は身近であり、人々のエゴの代表と化している。
その集合体として国会議員がいて政治が動いている。
総論賛成、各論反対として矛盾が多数存在して、その中でひ弱な政治家たちはメッキを剥がされている。
自民党の元野中官房長官が官房機密費の使途を述べた。
マスコミ関係者や野党政治家にバンバンとばら撒いたそうだ。
これまでの政治は、これに極まるのではないかと俺は思っている。
例えば、西武の堤が違法行為で君臨していた。
例えば、ダイエーの次男が脱税で逮捕された。
一昔前、官官接待があったし、今でも県庁などで裏金作りが暴露されている。
そろそろ誰かのために何か悪いことをしても許容する社会とはお別れしたい。
会社ためとか、国のためとか、県のためとかとか屁理屈を用いて、悪行を正当化しようとしていた。
日本人の体質というのは簡単だが、実はエゴの極みとしてそのやり方が関係者で共有されていたのだ。
最近テレビで政治が番組として増えているし、政治家の裏側が時として暴露されている。
データーや数字は確かに持っているが、政治家としての二面性も詭弁性も晒されるので実に興味深い。
うやむやに闇に包まれた政治の仕組みが少しでも知りえるのはイイことだと思っている。
真の政治があるかどうかは未だに不明だが、俺たちがもう少し興味を持って政治を監視することが大切かな?
俺たちがエゴで政治を考えるのではなくて、国民全体を思って考えるように変わっていきたい。