リサイクル親父の日記

第15話 嫁が逃げた離婚かな、最近多いんだよそんな現場が・・・

2010/07/03

俺は街のしがないリサイクル屋親父だけれど、結構あれこれ観察したり、考察したりする方だ。
特に、ブログをアップするようになってからはネタ探しもあるから、注意して物事を見ている。
ネタは突然頭に浮かぶ場合もあるが、大概は意識してないと記憶から消えてしまう。

かれこれ6~7年前から書き始めて、途中中断した時期もあるが、3年余は続いている。
買取現場では夢中でやっているから分からないことが、後で振り返ると色々と想像できてしまうことがある。
日本中で離婚は当たり前になっているが、イイことかどうかは別に悪いことではないと思っている。

昔は離婚が、特に女性には悪いという風潮もあったし、現実的に離婚イコール生活苦であった。
現在は、離婚して自活できる女性が多いし、社会的フォローも昔よりはましになっている。
女性が人間として無意味な我慢と虐げから解放されるという意味で良かったと思う。

数年前から時々現場で思うことがあった。
30代から40代の男が引っ越しだというので出向くと、婚礼家具や大型家電を売り払うことがある。
家には男が1人で引越し準備をしている。

聞けば、「実家に戻る」と異口同音に言う、そして、「実家には揃っているから持って行かない」と。
立派なカップボード、ワードローブ、整理ダンス、大型冷蔵庫、大きめ洗濯機であり、1年とか数年くらいで勿体ないのだ。
男たちは皆、会話もちゃんとしていて真面目そうなのだ、一見すると欠点が無いのだ。

更に考えると、押しは弱くて俺は買取交渉がし易いかな、少し気弱そうには思える。
模範的で優等生型って感じが強いし几帳面さも十分兼ね備えている。
更に、更に考えると、趣味がマニアック的傾向があるかな、持ち物が偏っている場合が多いのだ。

大胆に予想する。
お坊ちゃんとして育ってしまい、マザコン、ファザコン、もっと言うとファミコン(家庭依存症)である。
男が女性化や軟弱化してしまっているが、配偶者の女は自由気まま風で男性化や人間化してしまっているかも?

そんな女から見れば、男は面白味が無く味気なく独りよがりな感じがするだろうか?
気が弱く迫力も無くマザコン(ファミコン?)となれば、やっぱり結婚生活は耐えがたくなる。
まあ、逃げた女房が恋しいなんて浪花節ではなくて、ところが男は独りになって清々しているようでもある。