リサイクル親父の日記

第34話 もう終了しちゃいましたよ、夏の商材は・・・仙台よ涼しくな~れ

2010/07/23

いよいよ夏本番でっていうのに、連日暑くって寝苦しいし、店は暖房を焚いているようだし!!!
日本の夏は蒸し暑いから身体に堪える。
ジト~ッと額や体中から汗が滲むし、滴るし、少し動けば汗はボタボタと落下する。

そこそこ売り場は面積があるので、午前中は店内気温が上がっても何とか。なっている
しかし昼から午後にかけては急上昇してしまうのが常であり、夕方は西日がビシッと差し込むんだ。
俺は冷蔵庫から凍結したペットボトルやアイスノンを取り出して、頭に首に足に腕にと当てるのに忙しい。

ちょっとした涼でも命が救われる思いがする、ホントに気持がイイもんだ。
クーラーの効いた車から降り立つ人には、外気の蒸し暑さで一度まいっちゃうだろうが、店に入るとそれ以上にまいってしまう。
入ると同時に口にする言葉は異口同音に「アツッ、暑い」、それが俺の店の盛夏の常態。

ハンカチやタオルを片手に店内を物色しているお客さんもいる。
少し長い時間見まわっているお客さんに俺は時々声をかける。
「暑くてスイマセン、こんな中、来ていただいてありがとうございます」。

夏の商材はエアコン、扇風機が代表的であり、暑くなると一気に売れ切れてしまう。
十分な在庫が無いという最大の欠陥が露呈するのだ。
エアコンには窓用もあるが、どれもこれもが気温が上がると売れ切れるのだ。

他に何かと思うと、サンダルや水着、浮き輪、ボディボードくらいだろう。
この時期に買取で入ることは不可能に近いから、欠品だらけで夏をしのぐのだ。
「エアコンありますか?」「扇風機は?」との問い合わせには応じることができない。

しかし冷風器は売れ行きが悪くて、例年数台は残っている。
それに除湿機も払底してしまっている。
バックヤードと倉庫を再チェックして、何処かに在庫してないかと調べてもある筈がない。

その作業の中で、先日老眼鏡をまとめ買いされて店内在庫が減っていたが、バックヤードから老眼鏡を見つけた。
気慰めに夏商財とは無関係でも売り場に揃えた。
東北の太平洋側は比較的温暖である、盆地の街より涼しく温かいのだ。

盆地の街やもっと南の街のリサイクルショップ、そして俺の店の様にエアコンが無い店。
かれら同業者はどの様に対処してるんだろうか?
ちょっと気になる。