リサイクル親父の日記

第66話 「ガイヤの夜明け」ではないけれど、この先どうなるの?

2010/08/25

「ガイヤの夜明け」という経済番組は、仙台では月曜日深夜に東京より遅れた内容で放送されている。
23日の放送分を、早寝の俺は一日遅れの録画で見るのだ。
安売り居酒屋の特集だった、ドミナント出店で急拡大しているチェーン店があった。

各店が物凄く近い距離のため、食材のやり取り、従業員のやり取りと縦横無尽にやり取りをしてた。
タッチパネル式オーダーシステムでフロアーの従業員を最小で済ませている。
仕入れも徹底的に価格は勿論、質にもとてもこだわりを持っている。

実はこのシステムに到達するには、相当な研究と努力があったと想像できるし、素晴らしいノウハウだと思った。
次に紹介されてたのが、お客さん自身が調理する居酒屋なのだった。
オーナーが言ってた「キャンプ感覚」は的を得ていた。

席と食材代金を支払い、自分たちでキッチンに入って好きなように料理して食べて、飲むらしい。
これって、持ち込み自由のカラオケとかに似ているような感じがした。
更に安さは求めると、友達と酒とつまみを買いこみ誰かのアパートで飲むとかになってしまう。

或は、ビルごと10店舗くらいの飲み屋街にしてしまい、それぞれに仕切りは無くオープン感覚で営業する。
店の境を越えて隣り合わせれば飲み友達になるようなフレンドリーな雰囲気と楽しさの追求。
商売は正にアイデア次第だと感じたし、これから先はどんなスタイルが流行るのか想像もできない。

サラリーマンの小遣いは減り続けているが、飲み会には行きたいから、安い所にシフトする。
所得格差も進む一方だから、ほんの少しの普通の店と多数の安い店に棲み分けが進行するんだろう。
友人と楽しく飲むのが第一で、飲食物代金は安いにこしたことはない。

スナックのカウンターに入ってマスター役をやったことがある。
グループで店を占領すればそんな遊びも許されるけど、他人がいっぱいれば無理だろう。
何を求めて飲んだり食ったりするんだろうか?

この先もとっ拍子もないやり方の店が出てきそうだ。
インスタントラーメンや缶詰を出す店もあったし、それでは自宅で飲んだ方がイイのではないかと思ったが・・・
俺はTPOで判断するようにしている、その時の気分次第で店を選ぶんだ。