リサイクル親父の日記

第76話 麦粒種、ばくりゅうしゅだねって、仙台の眼科医で・・・

2010/09/04

歳には勝てないらしく、特に、リサイクルショップをやってから病院のお世話になることが多くなっている。
カイカイで行く皮膚科、イタイイタイで行く歯科医、数年前から内科も増えちゃった。
医者が恐いのは俺だけではないらしく、やっぱり注射は幾つになってもビビってしまう人が多いようだ。

高血圧で内科にかかるようになってから、風邪はあまりひかないようになったかも知れない。
若い時には身体に自信を持っていたので、無理をしたし暴飲暴食を厭わなかった。
でも、自信が無くなったと自覚した時から、健康に留意するようになったからだろう。

後悔後に立たずってことは俺の場合は頻繁にあるからね。
しかし、後悔先に立たずってことはなくて、やりたいと思うと考えもせずに進むタイプである。
良くも悪くも中年の現在まで生きてこれたのが、これは運、ラッキーだと思っている。

数日前から目にちょっと違和感を感じていた。
ドライアイとか眼精疲労のために常時バックに入れてある眼薬を注した。
今朝目が覚めたら、左目の内側内部がゴロゴロしてる。

洗面所の鏡を見ると、明らかに眼の大きさが違う、左目が少し塞がってて全開してない。
これはいかん、だから眼科医に行く必要があると思った。
午前中の買取見積もりをこなして、近くの眼科医に直行する。

閑散としてる眼科医院は年配のお婆ちゃんが1人、二人くらいしかいない。
看護師さんの方が人数が多いほどで、受付後すぐに診察してもらえる。
顎を載せて3台の機械で看護師が検査したら、ほどなく医師が診てくれる。

薄暗い部屋で眼球も照らして診察する、瞼を捲って内側も診る。
「ばくりゅうしゅだね」と断言する声が聞こえた。
ばくりゅうXXって、何?

俺は初めて聞いた病名に一瞬ドキッとした。
「あぁ、ものもらい、ものもらいだよ」と医師はにべもなく言った。
な~んだ、ものもらいね、心が落ち着いた。

点眼して治療は終わり、薬局へ薬をもらいに移動した。
大変事務的に上から目線で諸注意を言い渡され、素直に頷き早く完治することを願った。