リサイクル親父の日記

第108話 リサイクルショップの勉強方法って?

2010/10/08

振り返ってみると、俺はリサイクルショップの勉強なんてとんとやった覚えがない。
ある日突然、リサイクルショップをやろうと思い立った程度である。
品物の査定や買取方法も知らなかったし、家具や電気製品の修理も手入れも知らなかった。

30歳前半に独立してたから、僅かにあった知識は営業と経営に関することくらいだ。
それは経営と言っても、如何にしたら失敗しないかということを肌で感じたにすぎない。
何故なら、営業、売ることで何とかしてきていた。

何かの商材を見つけて、それを何処かに販売するということだった。
分かろうが分かるまいが商材確保、次に販売先発見と掛け摺り回ったのだ。
リサイクルショップを自分でやるに当たっては、他所の店を眺めて、それはどうやればできるかを考えた。

見よう見まね、自己満足くらいのことをやり続けている結果として、もう10年以上も経っている。
10年1日であり、進歩はしていないが、経験は積めている。
簡単に、効率的に、有効に作業したりすることには取り組んできた。

俺が模索することは大きなチェーン店はとっくの昔にクリアしているし、ドンドン先に行ってしまっているようだ。
マニュアル化、大型化、チェーン展開、コマーシャル、ITの駆使、従業員教育、サービスの多様化など、俺は手が出ないよ~~
ガリバーなライバルには敵う筈はないから、別な方法を見つけるしかないと思う。

ここ5~6年は対抗手段を模索していた。
結論は見つからなかった。
暗中模索したが、どれも中途半端で歯が立たないのだ。

随分長~い間試行錯誤した結果だが、対抗しないことにした。
そして自力をアップすることにした。
例えば、他所が扱わないこと、敬遠する物を扱うとか。

実はリサイクルショップって意外に奥深く思える。
千差万別の物が存在してるが、それぞれはリサイクルショップとして意外に守備範囲が狭いようだ。
他所で蹴られた物は、望外に安く買取できる。

但し、販売するのは非常に難しいのだ。
それを販売する方法は至難であり、だから可能性は無限に広がる。
ギャップが大きい程、利益も大きくなるし、同時に抱えるリスクも大きくなる。

リスクを恐れずにチャレンジしようと思っている。
だから自力アップとは、勉強することだと考えた。
物の知識も売り先も・・・あぁ、忙しくなりそうだが、気力が問題だ。