リサイクル親父の日記

第132話 支所窓口はバッカみた~い、そんな仕事かよ~~

2010/11/01

リサイクルショップは小売業であるから、俺は休みがほとんどなく店を開けている。
だから用事用足しも最小限にしているし、無駄なく時間繰りもしている。
そして店番や出張買取に備えているが、持病の医者通いも営業時間の暇を見つけながら通っているのだ。

家族や不動産のことでどうしても役所に必要書類を取りに行くことがある。
先日は市役所の支所に息子の国民年金の延期手続きで行った。
彼は大学生で、今月もう直ぐに20歳になるのだ。 

学生だから国民年金の納付延期を届け出ることができる。
窓口に提出したら受理されない。
「誕生日の前日からの受付です」という理由だったが、なるほど誕生日まで5日あったのだ。

「それでは受付期間終了は、いつまでですか?」と問い返した。
カウンターの後方机が6台並ぶ端に座ったマスクをかけた男性職員が、ギロリと俺の方を見て「分かりません」と答えた。
「例えば誕生日後1ヵ月とか2ヶ月とか、どうでなんですか?」と俺は追求した。

カウンターで応対した女性職員は立ったまま無言で、俺を見たりマスクマンを見たりしている。
男性職員が又しても「分かりません」と再度答えた。
「それでは1年とか2年とかでもイイんですか?」と俺もしつこく迫った。

答えは一緒「わかりません」とウンザリした表情で答えきた。
その答え方と内容に俺は怒りがこみ上げていた。
「それでは届を出さないとどうなるんですか?」と少し声が大きくなってしまった。

「納付書が送られます」
もう俺は聞く気になれないし、アホらしくて支所を出た。
時々役所に行くが、時々訳の分からない対応に出会うことがある。

大学生の子供を持つ親がたくさんいるだろうし、同じ延期申請届けをする親もたくさんいるだろう。
届け出をせずに、学生時代から国民年金を納付することもあるだろう。
しかし大部分の親は延期申請をするのではないだろうか?

例え支所であろうとも、その届け出の受付開始時期は知っていても、その扱いがどうなっているかぐらいは把握しておく必要があるだろう。
役所の窓口なのに担当業務内容を知らな過ぎると感じる。
適当にやっているのではないか、もう少し責任を持って全うして欲しいし、プライドを持って欲しい。