リサイクル親父の日記

第133話 人海戦術には、俺が間に合わないのよ~~ん

2010/11/03

ちょっと前にアップしたブログでXX学院からの引取について書いたが、その実効日の話です。
仙台駅近くのビルの密集地域です、ビルの裏側の一通にトラックを駐車したが交通障害が起きそうな感じでした。
想定通り俺はトラックから一歩の離れることができない状況だ。

ビルの1階が無人有料駐車場で、その先にトラックを止めると視界が塞がれるから危険極まりない。
案の定、ビルの管理人が注意しに来た。
そんでもって、その先のビルの前の菓子店の真ん前に止めちゃったのよ、シャッターが降りっ放しだったしぃ~~

昼の12時を過ぎると、通りには若者がウジャウジャと出現してくるし、一般の人々も右往左往彷徨い歩く。
駅前でとっても便利な場所だから、XX学院も密集しているらしいし、昼食時でもあるからランチに出歩くのだ。
おっ、すると2~3人がパイプイスに長テーブルを運んできた。

長テーブルやパイプイス、それに事務機など100点が今日の引き取り品である。
4階から狭いエレベーターで下ろして、駐車場内を数十メートル運んでくる作業だし、手間暇のかかることだ。
トラックで俺が待機して、受け取った品々を積み込むという段取り。

2~3人から受取り、トラック脇に置いて、そして積み込む。
点数が多いし運ぶ距離を考えれば、結構時間がかるかも知れないと心配した。
2回目が来た、すると、割と早い時間で3回目が来た。

楽勝に積み込みしてた俺が、品々が溜まってしまい、スピードアップして積み込みする。
すると、ドンドン彼らの人数が増えているではないか、あっという間に滞ってしまった。
道路にたくさん溜めて置くわけにもいかず、彼らがトラック内に乗り込んで手伝い始めた。

超スローで始まった作業が、超早く終わってしまった瞬間だった。
一気呵成とはこの現象のことだ。
俺は荷台の内部で、積み込み品の整理に追われしまったが、ドバッと汗が噴き出した。

XX学院が12時で授業終了する、昼休みに職員総出で運び出し作業をしたのだった。
職員全員がダークグレースーツ姿で、手にはテーブルやら椅子などを持って次から次に行進してくる感じだ。
映画やドラマの世界を思わせるし、凄い人海戦術であり、ちょっとした感動があったよ~~~ん