リサイクル親父の日記

第150話 ニコチン減るって!!???仙台リサイクル親父もあやかりた~い

2010/11/20

嫌煙権は大切でしょう。
喫煙権も大切にしてくださいとは言えないが、肩身狭くてイイから何処かで吸わせてください。
街中に出ると喫煙場所を探すのに苦労してます。

タバコの値上がり後に禁煙した人や節煙、減煙した人を多く見かけますが、しゃかいてきにはイイことだと考えています。
個人的には、できればタバコを吸う楽しみは失いたくないと思います。
色々なシーンでタバコは、俺には必需品的である。

今や家族にも煙たがられているし、遠慮しいしい慌て気味に吸ったりしている。
喫煙者同士で気兼ねせずに吸うとか、独りで吸うとか、迷惑もかけずに気楽に吸えることがとっても大切なのだ。
皮肉ではないけれど、禁煙のストレスと喫煙の害ではどっちが大きいのだろうかと比較したくなる。

知合いにもいるけど、例え1箱1千円になっても止めないと豪語している。
きっと俺もそんな仲間の1人ではあろうと思うが、禁煙でも喫煙でもタバコ如きで一大決心をする気にはなれない。
吸いたければ吸うし、吸える内は吸うし、そんな自然体でイイと思っている。

夕方来たお年寄りのお客さんが聞いてきた。
「あのさ、キセルないか?・・タバコを吸うキセルは売ってないか?」
骨董品の部類ではあるが、最近まで、俺らが子供時分に大人が使っていた竹の筒に真鍮の金具のモノが2点あった。

「上等なモノではないですが、一般的なキセルでした・・」とお客さんに見せた。
「ぅおぅ~、これだ、これ、・・・何処に行っても無かったんだ、助かったよ」
お客さんは物凄く喜んで手にとって調べていた。

「こっちの長い方をもらうよ、これだとニコチンが取れるから・・・」
確かに柄が長ければ、煙は筒の中を通過する時間も距離も長くなる。
しかし、それがニコチン除去とかに効果があるのだろうか?

ほとんどの紙巻きタバコにはフィルターが付いていて、それこそがニコチンとタールを少しは減らしているのではないか。
キセルの柄が長いからといって、フィルター以上に効果があるとは思えない。
「よ~し、これでキザミタバコを頼めばいいぞ、なに、なかったら紙タバコを解せば・・・」

多分科学的なことよりも、お客さん自身がどの様に納得して、そして、タバコを楽しむ方法論を得たいのだろう。
その理論に矛盾があろうと無かろうと、こじつけであろうと、自分のための理論。