2011/03/11
日本語は時代と共に変化するということ。
俺にしたって若い頃の言葉使いが現在では変化したと気付くことがある。
俺ら世代の流行語が今は使われずに死語と化していることも多い。
数年前から若い人と話している時に、肯定してるのか否定してるのか分からい場面が起きてる。
査定金額を伝えると、「じゃ、大丈夫です」とか「大丈夫です」と返事をするのだ。
俺には何が大丈夫なのか理解できない。
その場の雰囲気で、金額が低いから不調なのかと踵を返そうかとすると、実はオッケーなのだ。
そうか「大丈夫」は肯定する時に使うのかと思う。
次に別件では「大丈夫です」と言ったからと金を払おうとしたら、それは否定されてたのだ。
辞書で調べると、安心や立派など肯定する意味だと思えるのだ。
かれらの使い方は、
「買ってもらわなくて、大丈夫です」「買ってもらって、大丈夫です」と両方で使うようなのだ。
何度かこの言葉使いにあって、ちょっとだけ迷いつつ悩みながら対応している。
でも俺らも似たような言葉を使っていないかと思う。
それが「結構です」という言葉だ。
「それで結構です」「それでは結構です」って俺は時々使っているんだ。
否定する時は、「それでは、結構です」
肯定する時は、「それで結構です」
なかなか面白くて含蓄がある曖昧語かも知れないけど・・・
若い人に付いていけなくなっている自分、分かろうとしない自分、やっぱり相当な歳だ、こりゃ!
俺の親父ギャグが若い人に通じないことがしょっちゅうあるのは、言葉が通じなくなっている証拠だろうか。
ジェネレーションギャップが大き過ぎて、やっぱり理解できなくなるかも知れない。
ギャグにキョトンとされた時に、説明する虚しさほど惨めなこともない。
それでもめげずに俺は今日も連発するそ、「結構、毛だらけ、猫灰だらけ・・・・」