リサイクル親父の日記

第231話 もう直ぐ桜かぁ~~~ッ

2011/04/11

俺のリサイクルショップに日常が戻りつつある。
今朝は出張買取が2件続いたので、俺の気分もマアマア普通になれそうだ。
引越しが真近いようで、段ボール箱が部屋中にたくさん置いてあるが、それ以上に選別中の物モノが散乱してる。

足の踏み場がないのと対象のロッカータンスは部屋の奥ときている。
食器棚も台所の隅っこであるから、運ぶ前の通路確保がとんでもないほど労力を要すのだ。
主客転倒は今更でもないが、コンヒューズもここまでくればご立派でしょう。

次は先の家とは正反対にとても運び易いから、こんなに差があると俺の頬が緩む。
入口から直進してエレベーター、3階に上ると真ん前が彼女の302号室だ。
1KDだが造りが広くて明るくて、更にキッチンが内部だから玄関付近が広い空間となっている。

チェストや化粧ケースは楽にビューンという感じに運び出せる。
家具など大きめの物を運ぶ時の労力は、その空間と曲がりや段差の有無によって大差がある。
買取を終えて店に戻る道すがらで梅の花が咲いているのを見かける。

そうだよ、春が来てるんだ。
梅の次は桜かな・・・花見シーズンですか、どうしても気分がそこへ行ってない・・
世間ではイベントの中止や花見の自粛などが実しやかに語られる。

俺は正常な生活をおくれる人々は送るべきだと思う。
天災は誰のせいでもないし、だが、人災要素のある原発問題はそうではないと思う。
東電と政治家、政府の推進派の人達には相当な責任追及と反省を求めたい。

仙台市太白区長町の「ザ・モール」を横目に進んでいた。
すると突然トラックがバクン、バクンとバウンドするのだ。
ここも地震で地面が小さな隆起を多数起こしていたのだ。

ザ・モールと隣のララガーテンは最近オープンしたばかりの建物なのに、地震の力は凄過ぎる。
津波のことばかり報道されているが、地震も莫大な被害を起こしているのだ。
桜ねぇ~、花見ねぇ~~、自粛じゃないが、どうにも心が向かないのだ。