リサイクル親父の日記

第271話 悪路で商品が壊れちゃってさ

2011/05/22

3.11大震災により道路が相当傷んでしまっている。
地盤の軟らかかった場所は亀裂、一部液状化現象、その他に凸凹の激しさなど。
震災直後はどこもかしこも危なかったが、今はだいぶ良くなっている。

いつも使う道路はどの辺が酷いとか情報も頭に入っている。
乗用車の時とトラックの時は、バウンドの仕方が大きく違う。
トラックは凸凹が少なくても衝撃がかなり大きいから要注意。

先日、買取したファンヒーターとコレクションボードなどを積んで走っていた。
ガッタン、ゴットンとかグァ~ンとか感じながら走っていた。
店に戻って降ろしたら、なんとヒーターの上蓋が外れている、更に、コレクションボードのガラス板が割れているのだ。

これはショックが大いいんだ。   
商品が薄い今時分にせっかく買取できたのに、労が報われないから、虚しくもなる。
だから商品を壊さないように、ガムテープで入念に押さえたり、バンドをしっかり掛けたりと対策をする。

震災から2月過ぎたが、その道路の手直し工事の早さには感心している。
時々しか通らない道路も素早く施工されているのを見ると、やっぱり頭が下がる。
無限の数ほどの補修個所がドンドン施工されていて、改良されている。

仮設住宅や道路などの施工には、国や県と業界との協定があるそうだ。
災害時には、業者が最優先して取り組むということだ。
もう半年も経てば悪路も改良されると思える、思えるということが素晴らしい。

何事も無い日常が当たり前だと思っていた。
それは何事も無いように保守点検や整備、施工をしている人々がいたという証しでもある。
俺も悪路のせいにせずに、安全に運転して運ばないとならない。

人生観も変わったけれど、生き方も変えようと思うこともある。
悪路に文句言うのは簡単かもしれないが、日夜工事をしてる人達に感謝をしたい。