リサイクル親父の日記

第284話 リトルハウスに遂に行ってきました

2011/06/04

10年前からの常連さんで、洋物で古い感じの物を好んでいる。
蓄音機やブランドカップアンドソーサー、ステンドグラスを買っていた。
クリスマスのサンタやツリ―、イルミネーションなども好む。

自宅の庭にリトルハウスを旦那さんの日曜大工で造ったりもする。
時々、会話をすると、そのリトルハウスの説明をしてくれる。
小さく、1人が入るのがやっとの小さい小屋(リトルハウス)らしいのだ。

ドアーや窓も付けてあり、その中で独りの時間を楽しんでいるという。
俺の記憶には、リトルハウスのご夫婦としてインプットされている。
ご近所に住む娘さんも両親と趣味が合うから、稀に3人で買い物に来たりしている。

今朝、娘さんの家に楢材チェストを配達に初めて行ったら・・・
庭はイングリッシュガーデン風に草花と植木が新緑を誇っていた。
朝に水をやったのか、若草色が水玉を乗っけてユラユラと清らかだ。

常緑の中にリトルハウスが見てとれるし、二階の窓ガラスにはお伽の国の様な家が飾られている。
「俺の家にも見に行こう」と旦那さんが誘うから、車で1~2分で移動した。
こちらは樹木が5~6mに達していて、鬱蒼とした森を思わせる。

樹木と草花の中を進むと、リトルハウスが2棟現れる。
可愛らしく小物を飾り付けたリトルハウスは、白雪姫に出てきそう。
別の1棟は、何と木が伸びている、その枝にリトルハウス上半分ほどを通して合体している。

家の中は洋物家具に品々が綺麗に並んでいる。
和骨董品も相当揃っている。
古い物でしっかりした物を大切に使い、そして、飾っている。

リトルハウスは想像以上に可愛らしいけれど、自然な感覚の生き方に感銘もできた。
庭も家も品々も全てに共通する感性が活かされている。
トータルバランスに優れている、いそうでなかなかいない。