リサイクル親父の日記

第313話 言い訳ができる電力削減、省エネ!?

2011/07/06

あづっ、あづぃ、・・・暑い、ホントに暑い日が続いてますね・・・
例年より暑さが早く来ているせいか、6月後半から暑さを感じるようになっている。
日差しがきつくて、トラックで出かける時にも座席はムンムンしてて、身体中がカッカしてる。

俺の店は位置的に左側から陽が昇り右側に沈む。
それは午後から夕方にかけて西日がきつく射し込むことでもある。
店内は午前中は意外に涼しくて、ところが午後1時過ぎ頃から急に気温が上昇するのだ。

お客さんの反応も時間帯によって急変する。
午前中だと「あらっ、涼しいじゃない? エアコン点けてるの、もったいないわ」なんてとなる。
これが午後になると「暑っついわよ、暑くて 暑くて さ、帰りましょう」と何ともさびしい声になる。

社会の変化は恐ろし。  
電力不足による節電が政府から宣伝されているから、国民全体が洗脳されてしまったと思える。
お客さんのほとんどが節電に肯定的で、日本人のお上信奉を見る。

原発事故が示した政府と東電の実態を疑義を持って検証した方がイイと思う。
どうも日本人は素直で全体主義的に流されてしまいがちだ。
プロバカンダに弱い、否、自分自身で考える力が弱過ぎるようだ。

節電と省エネ、国民みんなで渡れば怖くない。
それはさておき、お客さんが今年は反応が違う。
「暑いけど、ウチもエアコン使わないよ、窓開けて空気を入れ替えて・・」

「昔はエアコンなんて無かったよ、自然が一番、汗かいた方が身体には良いんだ」
「おっ、この店も節電ですか、結構結構なことですな」
そんな勝手な肯定論がたくさん聞かれるから、俺は居心地が悪い。

「ウチは昔からず~っとエアコン無しです、節電じゃなくて電気代が大変なんで・・・」
と、経営者としての意識を口上として言うのがやっと。
じっとしててもダラダラ汗の出る暑さの中で好んで居る訳ではない。

商売はチョッと気休めに何かをやればイイってものではない。
赤字を出さないように日々あらゆる努力をなすもので、その積み重ねなのだ。
流行りの様にチョッと乗って、直ぐに止める、そんな簡単な努力(?)では続かない。