リサイクル親父の日記

第336話 昭和初期のテレビがあるんですがって、訳分からないことを・・・ 

2011/07/29

先日アナログから地デジに完全移行した。
しかし、宮城、福島、岩手は震災のために、来年3月まで延期された。
テレビ放映が始まって50年以上が経っている。

一般家庭に普及したのはちょうど50年前だと感じる。
我が家にも小学生の時にあった記憶がある。
月光仮面や隠密剣士、ひょっこりひょうたん島を楽しく見た。

昭和30年代中からがテレビ時代というのが常識である。
俺としては、例え両方向発信ができても、テレビは単に見る物だけでイイと思っている。
だから番組中に意見を発しようとか、賛否を伝えようとかは考えていない。

録画再生ができるようになって、番組に見たいものがなければ、再生して楽しむ程度である。
あくまでもテレビに対しては受け身の姿勢だろうなぁ。
アクティブ的に通販で買うとか、何処かに意見を言うとかをするとしても、それはパソコンなのだ。

老眼の身では、小さいボタンも文字も操作がし難いことこの上ない。
パソコン操作の場合は一種の仕事だから、ガッツリ老眼鏡をかけて立ち向かうら、準備万端である。
テレビは娯楽的な要素が強いので、老眼鏡をかけてまで操作をしたいとは思わない。

そんなこんなでは時代から取り残されっ放しと化す。
百聞は一見にしかずって諺があるが、映像で見ると色んなことがハッキリ分かる。
なでしこジャパンの決勝戦だって生放送のテレビだから、彼女たちの真剣さや一体感がビシビシと伝わったのだ。

中国の新幹線事故現場で事故車両を埋めるとか掘り出すとかの映像を見て、中国の真の姿を知ることができた。
最近はネットでの一般投稿映像も見ることがあるが、みな驚くほど真の姿を教えてくれる。
テレビとか映像って、隠せないことや真の姿を見せてくれるから、事実を知るためには絶対有効だ。

そんなテレビ、アナログテレビは買取しなくなって久しい。
1年を切った頃から買うお客さんが激減してた。
売れ残れば家電リサイクル料金を店で負担しなければならない、そんな危険はできないのだ。

叔母さんからの買取電話だった。
「あのね・・テレビは買取してくれる?」俺の嫌いな後ろ上がりの話調子。
「地デジだったら買取してますが・・」

「うん、う~んと古いの・・昭和初期の物よ!」
昭和初期だったら7~8年前ってことかよ、そんなのある訳ねぇ~~だろ?
「それは買取してません」と俺は電話を置いた。