リサイクル親父の日記

第342話 朝からカレーですか、プ~ンプンと・・

2011/08/04

買取に行く時はナビの通り走るが、地図も積み込んでいる。
ナビが終了した場合で建物が建て込んでいる場合は、そこで地図を見て探すという具合だ。
最初の見積は、街中の古いマンションで事務所として使っていた。

場所は直ぐに分かったが、来客用に駐車所は無く、俺は近くのコインパーキングを探す。
パーキングはあったが満車、少し走り回って探したが、そこも満車。
やはり街中は駐車場がいつも問題になる。

仕方がないので、お叱りを受ける腹を決めて覚悟して、マンションの真ん前に止めて、部屋に急いだ。
事務所とはいっても、2~3人分の机にラック、冷蔵庫に食器棚の品々。
路駐して搬出を考えると、どうしても3人必要になる。

「できれば人も車も混まない時間帯でお願いしたいのですが・・」と申し入れる。
「それは構いません、その方がイイですよ」依頼者も十分に分かっていた。
月末の日曜日の朝というお互いに納得した日時を決める。

そして次の買取先にナビをセットした。
仙台駅東口付近は暫く前から新しい区画と道路工事をやっているのだが、その高架橋沿いのマンションだ。
X橋を渡って直ぐに道路工事が縦横に行われている地区だ。

それはナビには無い道路ばかりという結果は分かっていた。
だから何度もナビは再検索を繰り返しているし、俺も分かり易い太い道路を一旦は目指した。
本来左折して行くのだが、工事中で行くことができないから直進を続けた。

以前はナビが再検索を示すとパニクッたりしたが、俺も学習してるから不安は無い。
大きく工事付近を迂回して、思った通りのマンションに着いた。
午前10時半ごろになっていた、部屋に着くと、薄暗い中に彼女は居た。

カーテンが閉めらていて暗い、そして照明が付いている。
表は陽も上がって明るいが、中はだから余計に暗くも感じるのだろう。
家電の年式を確かめたり、チェストの検品をしたのだが、何とも刺激臭が鼻をついてきてた。

プ~ン、プ~ンと、それはカレーの匂いなのだ。
昨夜のカレーの残り香かなと思えた。
検品を終えて買取交渉に移った。

万年床にコタツがあって、周囲に物が散乱している中に、口の開いた円形容器のカレーにスプーンが見えた。
20代ソコソコだろう彼女の1人暮らしなので、誰にも気兼ねせずに自由(?)に生活してるのか?
部屋のあちこちにスナップ写真がベタベタ貼ってあり、どれもが弾けていた彼女が写っていた。