リサイクル親父の日記

第366話 エッ、買ってくれるんですかって、喜んでもらえた

2011/08/30

1週間前に電話があって、昨日買取に行ったんだ。
「食器棚2台に・・・ソファーです・・・2~3年前に買った物・・・」
おとなしい喋りの若い女性で、俺の質問に怯えながら答えていたような印象。

仙台市青葉区の八幡という場所は、道路が狭くて一通も多いから、トラックで行く時には細心の注意をしてる。
電柱が邪魔だから、対向車があれば、俺は止まってやり過ごしている。
国道から入って暫し進んで、更に左折をして緩やかなカーブを曲がった先にマンションはあった。

今日は一件目の買取が事務機で、それが街中だったので、3人で出かけていた。
マンションの駐車場は狭いので通路に止めるしかないのだが、1人をトラックに付けておける。
例え住人の車が出入りしたとしても、人を付けておけば安心できるのだ。

しかし、毎回3人で出かけるという訳にもいかない。
仕事量とか難易度によって、それに利益の多寡によって判断する訳だ。
少ない品数の場合は1人、2人で出かけているので、3人体制はとっても楽ちんって気がした。

部屋に入って検品する。
縦70cmの食器棚が2台、2人掛け布張りソファーは状態は問題が無い。
「買取金額は3点でX千円になります、よろしいでしょうか?」

彼女の夫は「エッ、買ってくれるんですか? 本当に!」って素っ頓狂な声を上げる。
「えぇ、売り物になるし、買い取っても間に合いますから・・引越しですか?」
「そうですが・・・ガスコンロやジャーも持って行ってもらえますか?」

検品すると、両方とも問題は無い。
「こっちも買取できますよ」
こんなケースは少ないが、お客さんに喜んでもらえる時が俺もやりがいを感じる。

積み込みを終えてトラックを駐車場からバックで出した。
道路の左右に2人が誘導のため立って合図をする。
合図に従ってトラックを進めるのだが、本当に楽に安心して運転できるのだ。

毎回この状態で運転したいと思ったが、厳しい経営ではコスト第一主義に徹しないとならない。