リサイクル親父の日記

第400話 ライバルとの関係では最低になっているが・・・

2011/10/05

俺の愛読ブログに「起業の目」がある。
俺らの様な自営業者や起業家向けの内容で、毎日欠かさずに読んでいる。
過去の経験も含めて俺には大変役立つし、もう10年も前に出会えていれば良かったのにと溜息も出る。

テーマもさることながら、俺の失敗に似たケースが列挙されたりもしている。
そんな時に悔いも湧くのだ。
あの失敗は・・あの時はこうだったのか・・だから失敗も・・・やっぱりそうだたんだと・・

店の立地条件のことが最近書かれてたし、自己診断の仕方などのようなことも書かれてる。
そこで俺も自店舗の検証をしてみる。
仙台の4号バイパス沿いだが、路面店ではなくて少し引っこんでいる。

その為か他所の競合店に比べると全く目立たないし、分かり難いのである。
店舗面積もよそより狭くなってしまった。
開業時は2~3店だがもっと狭い店もあったが全て閉店したし、以後の開業店は全て広いときている。

5~6店だった競合店が10店以上になっていて、多分俺の店が一番狭いかも知れない。
ヤングがほとんど来ない状態になったし、ヤング向けの品物が仕入れできなくなっている。
直ぐ近くにヤングをターゲットにした強力な店ができたからでもある。

簡単にまとめると、どの方向から考えても最低の店になっているようなのだ。
この10年間でリサイクル業界も様変わりした。
数年間は俺のやり方でも結構儲かっていたが、最近の数年間は通じなくなっている。

大型店の出店攻勢は弱小の俺らにはダメージが大きいし、ノウハウでも敵わない。
その結果、かれらのやらない物とか利益の薄い物だけを俺らがやる羽目になる。
それは業績を見れば当然だし、それを打破するノウハウは今は無い。

しかし、これが不思議なのだが潰れそうで潰れ難いのも事実。
あらゆる経費を下げて、利益も最低限に我慢してコツコツと真面目に取り組む。
それで何とか維持できているし、多分これからも続けられそうなのだ。