リサイクル親父の日記

第454話 生活保護ねぇ~~ブランド品だらけ?

2011/11/29

呆れる話もあるもので、単に考え方の違いではすまいと思う。
母と娘の会話に耳を疑ったのである。
レジ横のカウンターで買取交渉中だった母娘である。

娘さんは30歳代で18金の指輪を持っていて、「買取してください」と言ってきた。
お母さんが、「何ぼにもならないわよね」と俺に問い掛けてきた。
「見せて下さい、査定しますから」と俺は受け取る。

刻印や重さをチェックしてたら、「どうせ別れたからいらないの・・」と続けてきた。
査定金額には大満足してた。
「身分証明書、運転免許証を見せて下さい」と告げる。

「わたし・・免許ないわ、でも待って・・」とバックの中を掻き分け出す。
そのショルダーバックの中から長財布を取り出す。
カード刺しの中から1枚のカードを取り出す。

「身分証明に使うから、これでイイ?」と住民基本台帳カードを渡してきた。
「おぅ、初めてこのカードを見たよ」と感想を言う。
「生活保護を受けてるけど、身分証明書が無いとね~~それで」

?ン!?と俺は疑問を感じる。
彼女は買いにも来てるので見覚えがるが、確か小さな子供がいる筈だ。
生活保護が悪いのではなくて、生活の仕方が何処か違うと思える。

化粧や服装がケバイのと身に付けている物が高価なのである。
バックも財布も流行のヴィトンで真新しい・・・
大事なお金はできれば生活費に使うべきものだろうに、子供にも金はかかるだろうに・・・

その指輪は元旦那からもらったから売り払ってとしても、彼女の指には数本の輝くリングが嵌めてある。
「このお金で・・欲しかった物が買えるわ~~」と喜ぶ始末。
「わたしもタンスにある筈、帰って探すわね、そしたらバックを買うわよ」とお母さん。

店のお客でも違法受給者がいて、仲間たちが受給方法を伝授している場面を見聞きする。
戦後最高の受給者数になったと最近のニュースで報じられた。
オリンパスやティッシュ王子にも呆れるが、違法受給者も困りものだ。