リサイクル親父の日記

第479話 そろそろ来年のことを考えようか

2011/12/25

クリスマスですね、そして、もういくつか寝るとお正月ですね。
大震災もあって再建に苦労はあったけど、なんとか年を越せそうなので一安心してる。
小売という商売は毎日が気苦労の連続で、売上と採算に気を使っている。

それにリサイクルショップの場合、仕入れが受け身なのである。
セリでの仕入れもあるが、やはり重点は一般買取である。
普段は買取を待っている状態だし、その成果で大きく左右されるので受け身なのだ。

毎年、来年はもっと安定した経営にしたいと考えている。
だから買取を増やすべく色んな方法にトライしている。 
ところがなかなか上手くいかない、それが何年も続いている。

だからと言って考えないでもいられないから、永遠のテーマだと感じつつ過ごしている。
問題を長い間考え続けていると時々アイデアが湧くこともある。
問題点を箇条書き的にピックアップしながら、何度も反復している。

ビジネスの基本を考える時には、オンリーワンや競争しないで済むことを目指している。
リサイクル業界も大競争時代に入って久しいが、激化するほどオンリーワンを思う。
同じ土俵では敵わないから、大手や大型店ができないこと、しないことを指向する。

その答えも簡単には会得できないのだが、少しでも違う方向へ移動しないとならない。
必然も偶然も結果は同じでも、模索した場合の蓄積量が後々に役立つと考えている。
ここ数年来は競合店の動向を気にしないし、それによって対策をすることもしていない。

俺の店は唯我独尊とし進むだけだろうが、経済情勢と消費者マインドの変化には注意している。 
漠然とではあるが、目指す姿に少し近づきたいと思う。
毎年暮れから正月にかけてノンビリしてると、何かしらひらめきを得る。

最大の不安は日本経済のクラッシュであろう。
累積赤字国債の際限のない増加、それが恐ろしい。
個人の努力ではどうしようもないことがあるしね。