リサイクル親父の日記

第489話 「大丈夫です!」を掛け声に・・・

2012/01/21

仙台市青葉区八幡に国宝大崎八幡宮という神社がある。
その裏山は住宅が密集しているし、奥に行くと東北福祉大学がある。
国道48号線を挟んだ反対側には広瀬川が流れていて、更に後方に東北大学のキャンパスもある。

八幡と川内地域には大学生が大勢住んでいて、卒業シーズンはしばしば買取に出かける。
特に八幡から上方地域は道路が狭くて一通も多い、それに入り組んでいるという具合。
2トントラックで行ける場所は少なく、乗用車や軽トラチャーターで行くしかない場合もある。

卒業生の引越しの場合でも、最近は丸丸全部ということは少なくなっている。
以前は家電から家具など丸ごと全部ってことが多かったが、最近は一部、数点程度が多くなっている。
下級生に譲るとか、卒業後にも使うとかしているのかも知れない。

大崎八幡宮側の山道を登るバス道路ではあるが、朝の通勤時間帯は車もバイクも、自転車も歩行者も多い。
道路沿いの4階建アパート、駐車はできたが、乗用車は正解であった。
トラックだったら大変な苦労をしただろう。

4階402号室に彼女は友達と二人で待っていた。
洗濯機、コンポ、小型レンジボード、カラーボックス、クリアケース数箱、合計10点にはなる。
交渉はまとまり、俺はそっと言った。

「点数が多いんで、下まで降ろすの手伝ってもらえないでしょうか?」
すると二人同時に返事をする「大丈夫です!」「大丈夫です!」
俺は感激して「ホントに大丈夫?」と念を押す。

「大丈夫です!」「大丈夫です!」と若い声が又しても返ってきて俺は大感激。
俺らは数回階段で降ろすが、途中ですれ違うことがある。
「重くないですか?気を付けてくださいね」と俺は気遣うと、

「大丈夫です!」「大丈夫です!」、「大丈夫です!」「大丈夫です!」・・・
階段の壁や天井に響いてるから、何重にも聞こえる感じがする。
降ろし終えた時、乗用車の脇に品々が積まれたのを見ると、

「おじさん、車に全部積めるんですか?」と一人が聞いてくる。
俺は自信を持って「大丈夫です!」と答えてしまった。
ギューギューに詰め込んでなんとか・・