リサイクル親父の日記

第493話 ・・ってな訳でちょっとだけ理想に近づけそう

2012/01/28

1年前には洗濯機と冷蔵庫の在庫がかなりあった。
2月から3月には学生の買取が増えて更に在庫が増えそうで過多をきたすと思えた。
そろそろ激安販売を仕掛けようかと練っていると、あの大震災が来てしまう。

俺の拙い経験では、お客さんは安さを求めにリサイクルショップに買いに来ると確信している。
良品が激安であれば誰もが瞬時に即決するのが当たり前だし、それが活気を呼ぶ。
俺の考えはいつしか萎えてしまい、ついつい良品に至極く当然の値段を付けていた。

古めの物やキズ物は安いから即決で買ってくれるが、良品が売れる頻度が低くなっていた。
俺にも様々な事情があって、ここ7~8年間は、分かっちゃいるけどできずにいるのだ。
俺の理屈としては、経営とは店を維持することが最優先だと考えている。

その維持ができて、尚且つ、安く売ることができてお客さんが増えるのが目標でもある。
これは卵が先か鶏が先かという問題に似ているが、安さと経営維持はどっちも大切なことだ。
過去に何度もあったのだが、売上が落ち込む日々に俺は激安作戦をとったものだ。

大震災で石巻店の商品が全滅したので、倉庫の在庫品で対応した。
あっという間に冷蔵庫も洗濯機も払底してしまい、セリで高い価格で仕入れたりもした。
その後震災特需が落ち着いてからは徐々に在庫も増えていた。

今、倉庫には当時に近い在庫があり、2月3月を迎えようとしている。
だから俺は今日から仕掛ける。
二個一(にこいち)とは、故障品2個を活かして1個にするらしいが、それはリサイクルを指してもいる。

俺の解釈は、2個売って1個の儲けでオッケーということ。
在庫を数多く販売する、儲けを半分にして売るということ。
空振りのお客さんは減るし、喜んで買うお客さんは増えるだろう。

・・ってな訳でちょっとだけの理想の追求である。
冷蔵庫と洗濯機だけで他の物はまだまだできないが、ちょっとでもイイかって自己満足。
「高価買取 安値販売」のキャッチコピーを目にするが、こんな嘘っぱちにへどが出るよね。

安くしか買取しないんだから安く売ればってっね、いつも思うよ。
大きな矛盾を抱えて商売してるが、こんな俺も理想は持ってますよ。