リサイクル親父の日記

第497話 月末って、こんな感じでイイの?

2012/01/31

連日今年一番(?)の寒さが続いてる。
仙台の南側で比較的海にも近いから、天気予報よりちょっとだけ気温は高い。
毎朝寒さで目が覚めるが起きたくもなく布団の中で頑張っている。

窓にビッシリと結露、それが滴と化して床を濡らしている。
外を眺めると車は白く霜が付いているし、ワイぱーも固まっている。
気温はたかがマイナス数度なのだが、道路はツルッと滑り易いから小幅に歩くのが必須。

朝一の出張買取に仙台市中心部に行くと、依頼主は不在。
ケータイにも出なくて留守電に伝える虚しさを感じつつ、それでも寒中30分待つが現れない。
狐か狸に騙された心境で店に戻ると、室温は2度、ヒーターを点けてもいつのことやら。

外には小雪が舞い、明日の買取が気になりだす。
パラ、パ~ラとお客さんの来るには来るが、皆寒い寒いと一目散に帰る始末。
俺は滴る鼻水を拭いながらも今月の締め作業のために会計ソフトを立ち上げる。

お昼近くになっても室温はやっと5度だもの寒くてしょうがない。
この冬に店のブルーヒーターが故障したので入れ替えしたが、能力が落ちていた。
その為にパワー不足でいつまで経っても室温が上がり難くなっている。

ケータイが鳴る。
「すいませんでした、寝坊してしまってて・・・今朝3時まで引越し作業をしてて・・こ、これから来てもらっても・・」
俺はとっても不愉快で、依頼者の男に再度行く気にどうしてもなれない。

二日前に男は電話を3度してきてた、1度で済みそうなことなのに何かもったいをつけるのだ。
他店との比較なのか・・・どうしても男の心理が読めずにいたし、ちょっと変な感じを受けていた。
引越しを夜中3時までやってるってどういうことだ、それに時間指定していて寝坊するって???

「予定があるんで、行けませんよ、持ってきてくださいよ」
そう伝えて俺はケータイを切る。
小雪は未だに舞い落ちてるから、ますます明日の買取が気になるんだ。

すると70代の夫婦が買取品を持参してくる。
「家を解体するんでね、家具を持って来たよ、レンタカー借りてさ」
しかし家具はどれもが古過ぎてるしキズが多いから問題外ではないか。

盛んに燃えるブルーヒーターだが室温6度、まだ鼻水はスーッと垂れ下がる。
入力ミスはないかと会計ソフトを眺める。
そして収支はどうかと・・・