2012/02/20
リサイクルショップを創業してからは自らリサイクルを実践している。
でも俺が欲しい物を所有することではない。
基準は仕事に必要な物を得るだけに留めている。
興味や趣味、欲望にかられてしまうと俺の気持ちは止まらなくなってしまう。
この商売をやって感じることは、次々に面白い物も珍しい物も不思議な物も仕入れられるのだ。
それぞれに感動する俺はどうして自分の気持ちを抑えればイイんだろうか?
答えは簡単、感嘆すれど持たずって決まりにすれば済むのだ。
色々たくさん目の前を通過する俺にとってのイイ物、仮の所有だけで満足と我慢をする。
買取をして陳列しても即売してしまうと、何かしら淋しくて惜しい気持ちも湧く。
だから例え気に入っても惚れないのが鉄則だろうと考えている。
先日知合いが段ボール3箱分のGパンやアウターを持ってきてくれた。
その中に気に入った物が見つかる。
前後左右4カ所にポケットがあって、実はポケットの取り付け位置に俺は考えることがあった。
後ろはハンカチとゴム手袋、前はケータイとキ―の束と入れ分けている。
今持っているズボンでは取り付け位置が普通なので、物の出し入れが窮屈に感じる。
しかし、見つけたGパンは位置が数センチ下がっているのだ。
だから出し入れがとってもし易い、楽にできるのだった。
それはおそらく俺の体型とリンクしている、太ってから腹が邪魔してしまうのだと思った。
これは趣味嗜好ではないよ。
作業性がアップするから自家消費しても問題ないと納得する。
早速ゲットしてはいてみると実に塩梅がイイ。
どうして彼はこんなにはき易いGパンがいらないんだろうと疑問も浮ぶ。
多趣味な彼はフリマで気に入ると買ってしまうらしく、相当な衣料品が溜まっているそうな。
ありがたや、ありがたや、俺は暫く新品を買う機会を逸してう。