リサイクル親父の日記

第526話 三種の神器が物凄く多いんだけど・・・

2012/03/24

3月後半は買取のお祭りだぁ~~~
仙台は学園都市でもあり、卒業に伴う買取が殺到する。
早いと1月に引越す人もいるが、2月になるとボチボチで、3月になると一気に増える。

3月中から末になると急上昇するんだ。
俺も連日買取に出るが、不思議なことにある種の傾向がある。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジが揃っていることが実に多いのだ。

皆が皆3点セットで出すと言うのではないが、必ずどれかはある。
それにプラスしてコンポやジャー、机、ベット、小型家具などがあるけど。
勝手に命名すれば三種の神器のようなものだろう。

1ドア冷蔵庫や2ドアでも小型、4Kgタイプ洗濯機、チンレンジが一般的。
専門学校生だと1~2年使用、大学生だと4年、院生だと6年とパターンが決まる。
これくらいだとリサイクルにはうってつけであり、俺は一生懸命買取に精を出す。

出向く場所も似たり寄ったり、それはそうだ、その学校周辺に住んでるからね。
昨日来た所に近いとか、明日もこの辺のアパートだとかってことだ。    
10間くらい繰り返してると、何度も同じことをやってる気がする。

今朝は仙台駅東口から少し離れた国道45号線沿いの1K賃貸マンション5階。
のっぽの様な細長く背の高い建物、入口を入ってエレベーターを探すが見つからない。
直ぐ真正面に階段はあるがエレベーターが・・・やっぱり無いのだった。

三種の神器と二人掛けソファー、ミニコンポなので階段を5往復したら、膝が笑ってた。
次に国道48号線方面だったが4階、当然エレベーターは無い。
学生の場合、家賃は安い方を選んでいるようで古目の建物が圧倒的に多い。

膝は淡いを通り越して傷みを感じるようになっていた。
下りる時よりも登る時に、それも左足首と膝にきいいてくる。
だぁ~から、ゆっくり休み休み作業することにしている。

最後のアパートは道路から急な坂を下った場所だ。
今朝雪が降ったために道路にもアパートの階段にも残っている。
気温は高いのでビショビショの雪は踏むとビシャッと液状化する。

かくして俺は店に戻るが、倉庫には三種の神器が雪面の如くに並んでいた。