リサイクル親父の日記

第538話 ジュンビ、じゅんび、準備だよ~~ん

2012/04/17

色んな意味で4月はリスタートでもある。
まぁ3月後半の眼の廻る出張買取はなんだったんだろか。
今は静寂極まりない。

時々ある電話を大事にしてできるだけ多く物を集めることに精を出している。
先日はオーストラリア人の引越しで家具家電の全品の買取であった。
仙台に数年間英語教師で滞在したようで、品物はリサイクルにはもってこい。

「アイ ウェンツ ツー シドニー アンド ホバート 30イヤーズ アゴー・・・」
「そうですか~!」と彼は流暢な日本語で答えてくれる。
俺は拙い英語で、彼は日本語で、なんか変な会話であ~~る。

彼は背は俺より少しだけ高い、俺もデブだが横幅は遥かに広い。
ダイニングセットも3人掛けソファーも基準より大型を選んでた。
搬出にちょっと面倒であり、ソファーはエレベーターに入らない。

俺らは3階から階段で下ろすしかない。
苦労はしたが良品だから俺は嬉しく思えたし、不足気味の売り場に即補充した。
これから先は少ない買取を丁寧にこなしていくのだ。

同時、倉庫やバックヤードに溜めてあった品々を売場に補充するのだ。
ウブい物もあるが相当前の品々も滞ている。
空いた棚に選びながら再度掃除をして陳列、中にはもう陳列しても売れない物もある。

そうこう作業をしてみると、意外にも売れない物がたくさんあるのだ。
だからセリに出品して換金するのがベストと確信できる。
セリに出す物を準備しようと考えて整理する。

こんな考えになるのもこの時期だからだろう。
出品準備でもあるが、倉庫を開けるということは何時かあるだろう買取に準備することでもある。
廃業、休業、移転などにぶちあたったりする可能性もある。