リサイクル親父の日記

第547話 仙台国際ハーフマラソン大会に思う

2012/05/13

10日前に買取予約が決まっていた。
しかし今日は仙台でマラソン大会の日で、青葉区の定禅寺通りなどは交通規制があるのだった。
調べると、朝8時40分から規制がるから俺は少し慌ててしまう。

二日前に予約確認の電話の際に抒情を説明して時間を早めてもらう。
彼女もそれを知ってて、逆に謝ってくれるから、俺は大変恐縮したんだ。
善良な方々とのやり取りや交渉ってのは、実に爽やかで気分のイイものである(真逆の方もいるから・・・)。

そのマンションの8階から荷物をエレベーターに積むと、下の階で眩しいゼッケンを付けた中年男性が同乗した。
「今日、走るんですね?」普通は見知らぬ人にエレベータ内で声をかけたりはしない、それくらいの常識は俺にもある。
この時間だから「8時40分スタート・・5Kmですか?」と続けて質問した。

彼は憮然とした表情で、「ハーフですよ」、年相応ではハーフはきつそうに思えた。
俺は自分の体力を基準に想像したんだが、彼には大変失礼なことを言ってしまったと気付いた。
30年前に同僚が松島マラソンに出場してて、俺もいつか楽しみで参会したいなぁ~と漠然と考えてた。

もっと前の20代前半には、将来、そうね50代にはヨットで、シングルハンドで南太平洋の島々に行きたいと・・・
この夢は30代でクルーザーを手に入れて目標には少しだけ近づいたが、その後が続かなかった。
経済的な計画、食うために働き続けなくてはならなくて・・・50代に引退して悠々自適なんて・・夢の夢になったから。

ここ10年前くらいからは、ワールドカップ観戦に行って見たいと思っている。
でも俺的には、夢は夢だから、それでイイとも考えている。
実際に大会が近付くと、なんだかんだと行けない理由を見つけて自己弁護している。

マラソン大会で疾走(?)すれば気分爽快で恰好イイだろうなぁ~~~とか、
島々をノンビリとクルージングする、燦々の陽光の下の浅瀬で魚と一緒に泳ぐんだよぉ~~~とか、
日本人選手が素晴らしいゴールを決める瞬間を、この目で見たいっーーーなんて。

叶わぬ夢をバクバク見てるから、そう言えば、獏は夢を食うんでしょ?
獏のような俺かも知れないが、夢は楽しいし、1人で夢見てるぶんには問題もないし。
もっともっとたくさん夢を追いかけたいとは思う。