リサイクル親父の日記

第555話 ヤブ医者も名医になるビッグデータかな

2012/06/04

世界一のコンピューター「京」のテレビ番組を見た。
日本が現在世界一だという、アメリカに「トマソン」という人工知能もできた。
その「トマソン」がクイズでアメリカのクイズ王と対決して勝つまで発展している。

日本では将棋ソフトが進歩して、米長棋士を破ったことがニュースになったのは記憶に新しい。
世の中にある膨大なデータ―をデジタル化して蓄積して分析解析する。
それを瞬時に取り出すことで、次の一手を決めるようだが、確率論の極みなのだろう。

コンピューターの発達がこれからの世の中をどのように変えるかは非常に興味がある。
身近にはコンビニやスーパーなどのポスレジかな、俺の個人情報もピックアップできるそうだし、少し気持ち悪い感じだ。
個人の嗜好が分析されて、次から次にダイレクトメールが来たり、押し売りが来るのであれば敵わない。

さて「トマソン」なのだが、症状を入力すると、病名が確立も含めて表示されるのだ。
俺も経験的に幾人かヤブ医者にあったたことがあるが、「トマソン」ならば正確な病状判断をしてくれるらしい。
テクノロジーの進歩によって世の中の景色がガラリと変わるってのは実に面白いな。

遺伝子解読情報を蓄積して、予想される病気に対処できるなんて素晴らし過ぎるね。
その膨大なデジタル情報、いわゆるビッグデータが「京」や「トマソン」などで処理される。
災害も天災も交通情報も消費動向も、あらゆるビッグデータが解析されるんだ。

データを駆使して何でもかんでもやる。
メジャーでも、バレーボールでも、ちょっと観察すると、あらゆることにもう既に活用されまくってる。
金融でも今やプロも素人もコンピューターによる取引であり、独自のソフトによりなされている。

俺が株に手を出したのが数年前だったが、直後にリーマンショック。
当然買った株は暴落してしまう、それでも景気回復を我慢強く待っていた・・・
待てど暮らせど素人過ぎる俺には経済分析も予想もできる筈もなく・・・

自分の思いと願望に決別したのは最近である、大きな損失を被ったがしょうがない。
ビッグデータを駆使する人々に勝てるとは思わないが、今後の投資は考え方を変えないとならない。
ネット上のビッグデータの一部を生活の知恵袋としてチョロチョロ使うのが精一杯。

頭に端子をたくさん取り付けて、脳内信号を読み取り、家電を操作する技術もできている。
俺、もっともっと先の未来とやらを覗きたくなっている。