リサイクル親父の日記

第558話 それは談合社会だからか?

2012/06/10

野村証券でインサイダー取引があった。
それは増資に関しての情報漏えいであった。
これでは一般投資家は敵わない、精々ババを引かされる羽目になる。

証券取引は投資の他に投機という側面もあるから、確実な情報を早く入手できれば儲けられる。
相場の大きな流れに乗れば儲けられるかもしれないが、普段はなかなか儲からないだろう。
俺も勘だけで株をやってから儲けどころか大損をしてる。

話は変わって小沢の政治資金規正法違反裁判。
秘書たちが有罪でも本人は知らぬ存ぜぬで無罪ってかい?
秘書のやることを親分は知らないと言い張って、それで通るらしい、その人が日本の政治を動かすのかい?

昔のことだが、本間宮城県知事と石井仙台市長が贈収賄で逮捕されたっけ、「天の声」ってやつ。
戦後の日本は高度経済成長に乗って、誰もが何処もが行け行けバンバンの空気だったような気がする。
公共工事受発注も談合屋が仕切ってて、どの業者も必要悪だと正当化してた。

随分少なくなっているが、メーカーの談合が時々暴かれている。
利害が一致すると即裏で手を組む体質が脈々と生きているかも知れない。
建て前と本音を日本人は実に上手く使っていた。

そろそろ生き方とか考えか方を変えるべき時が来てると思う。
というよりもとっくの昔から変わってきているのだろう。
その変化に気づかずに旧態依然としているバカな連中がいるのだ。

バカな連中が日本を牛耳っている現実もあるが、連中は年年歳歳と数は減っている。
オープン価格じゃないが、もっと真に開かれた社会、明朗な社会になればイイ。
縦のつながりの強い社会よりも横のつながりの社会だろう。