リサイクル親父の日記

第586話 やっぱ感覚が違うよね、外国人は・・・

2012/08/01

NHKの番組で東海道中膝栗毛(やじきた)のことをやってた。
膝、栗毛(馬)は、歩いて旅をするという意味。
当時はお伊勢参りが大変人気があって、庶民が旅をするなんて一生に1度がイイとこだったそうだ。

その道中の所々の風習や慣習を面白話に紹介して人気を博した。
現在の旅行や観光も異文化や非日常との出会いに変わりはないが、所変われば品変わるということ。
蕎麦屋の出前は遅れるの当たり前だが、時間をあんまり遅れられると困ってしまう。

夕方5時の約束、お客さんが来ないからケータイで連絡すると、「あと15分くらい・・」
20分過ぎても来ないから再連絡すると、「もう少し・・20分くらい・・」
その後30分後くらいにやっと来た。

日本人は大抵の人は最初に遅れたことを必ず謝るし恐縮するが・・・
平然としてて恐縮も何もなく、買取交渉に入るとガンガン強く言いまくってくる。
「ダメダメ、そんな安いわよ、もっと高くなくちゃダメ」

買取品も数点だったのが、いらない物までもドンドン押し付けてくる始末。
更に家具にしろ冷蔵庫にしろ、今日買取に出すのに一つも片付けていないときてる。
極め付きは、引出にも棚にもあらゆる物にギッシリと詰め込まれている。

冷蔵庫から取り出した物を床に並べると通路が埋め尽くされる。
一つを運ぶために普通の2~3倍の労を要するのである。
一事が万事ってことであり、高々トラックに半分程度の量なのに数倍はかかってしまう。

2階だから階段を何度上ったことか、トラックまでも少し離れてるから、それはそれは・・・
どんだけ汗を流したか・・・
「それはあなたの仕事でしょっ」て涼しい顔をされてしまう。

日本人は優しく声かけてくれる場合もあるけど・・・「大変ですね」とか・・・
さ~て、彼女はどこの国?