リサイクル親父の日記

第627話 溜まってきたんで・・セリに

2012/09/20

リサイクル品のセリは別に売り捌きに行く必要はない。
しかし、骨董品的な物や古い品は、店での販売ができない場合がある。
値段の問題ではなくて、お客さんに好まれなくなってしまうとアウト。

少々値下げしても売れないものは売れないという現象が起きる。
滅茶苦茶な価格破壊、或は、価格破滅は他の品物に悪影響を及ぼす。
リサイクル品は一定の値下げで売ることが見えるが、骨董関係はそこがそうでもないからややこしい。 

そして日数が経つほどに不良在庫が嵩んでしまう。
雑な物や似た物は在庫過多は好ましいことではないし、保管場所にも無理が出てしまう。
俺が気に入ってる品や珍品や高額良品は焦って処分することもなく、いつまでも売れなくても構わない。

そんな事情で骨董関係品をそろそろセリで捌こうかと考えてた。
もう少し早くとも思ったが、気温が暑くてしょうがないから、街に待った。
こけし、掛軸、碁盤、油絵、花台、彫刻硯、置物、など・・・

早起きをして1時間かけてセリ場に行く。
天気は良さそうで、行きは良い良いだろうね、帰りはどうだか?
・・・

子供遠足じゃないが夜中2時半頃目が覚めてしまう。
5時に起きれば十分に間に合うのだが、どうしても寝れなくなって、3時前に起きてしまう。
楽しさで寝れないのではない、久しぶりのセリだし不安が渦巻くって感じかな。

ところがセリ場はえらく人が少ない、普段の半分程度だろう。
こりゃダメだ、人が少ないとセリ上がりは期待できないから、最低値段のオンパレードと化す。
品物にもよるだろうが、イイ物であってもピンまでは達しないし、そこそこぐらいで終わる。

俺の売り番が来る。
前半はやはり低調の連続である。
後半は古色の掛軸を数福だしたが、やはりそこそこで止まってしまう。

結果は最悪ではなかったが、満足苦もし難かったのであ~る。
滞留品の処分としては問題はなかった程度・・・