リサイクル親父の日記

第669話 新品って、イイっすね、ホントに・・・

2012/11/14

めっきり寒くなってきた。
2週間前から暖房を点けだしてる。
室温を20度以下にしてはいるが、日が出ない時や風が強いと寒いからね。

店は100坪強だから大きいとか広いとはいえず、中小型リサイクルショップだ。
店の什器は全部っていうほどが中古で賄っている。
創業時から現在までその精神は貫かれてるし、本業が本業なので自ら実行してる。

スチール棚もガラスショーケースも、当初はある物で間に合わせで使ってる。
その内に、それに代わる上質な物が手に入れば入れ替えをする、それの繰り返しで現在に至る。
但し、レジの故障の時には、在庫もなく不便だったから新品を買ったかな、一番安くて使い易いやつを。

日中の気温は20度以下になるし、15度前後から更に低くなったりしている。
朝方が10度以下になると、店に居ても相当厳しいから暖房しないとってなる。
レジカウンターの内側にファンヒーターを置いてるが、これは従業員用。

売場の中にブルーヒーターを1台置いてるが、レジカウンターの前方である。
寒さの緩い頃はファンヒーターだけでも室温もそこそこ上がる。
でも、今朝は10度以下だったから2台を点けないとならなかった。

9月頃から暖房器具も売り場に並ぶんだが、今年はいつもより在庫が少なかった。
それに10月にボチボチ売れたため、現在は淋しい限りの数である。
そんな中に新品ブルーヒーターが1台燦然と輝くのだ。

数日前から気温低下をしってた俺は大きな不安も覚えてた。
使ってたブルーヒーターが昨冬は調子が悪くって、不完全燃焼現象が時に起きてた。
今冬はもつかどうかと心配があって、適当な中古が手に入らないかと願ってた。

だって新品を自家消費することの罪深さがあるし、本業の意義もある。
そうなのです、新品を売れば大きい金になる。
中古を手に入れるのには金が少なくて済むという現実商業主義(大袈裟な表現だし)

どうでもイイことを独りよがりに迷ってた。
でも寒さには勝てないし、真冬にブルーヒーターが故障したら、その時に新品を買うはめになったら・・・
遂に俺は禁断のリンゴを食べてしまった・・・速く強く燃えるブルーの炎に満足・・・