リサイクル親父の日記

第675話 何でも知ってる人たちに教えられて・・・

2012/11/21

リサイクルショップには色々様々なモノが持ち込まれる。
加えて骨董にまで広げてしまったから、まぁ呆れる程の商品知識が必要となる。
しかし、知識が備わってから始めた商売ではないから、無鉄砲この上なく、気持だけで進んでいる。

初期段階では実用品から入ったが、色んなモノにトライするだけだった。
知らないモノを扱うことは失敗もする、失敗の経験が嫌でも知識になるようだ。
手痛い失敗はイイ知識に変化する、損しながら儲けることを学習してた。

お客さんにはマニアもいれば趣味人もいる。
かれらは得意分野に矢鱈に詳しいから、俺はいつも教えてもらうだけ、その知識がとっても役立つ。
更に、ネットを利用するようになってからは格段に調査能率が上がっいる。

ところが骨董品に関しては簡単にはいかない。
ここ10年以上セリに行って、モノはたくさん見ているが、相場がつかめきれない。
刀といってもピンからキリまであるし、数万円から数百万円の幅は俺には皆目見当がつかない。

似てても価格で見れば天と地ほど差がある場合がある。
似て非なるモノ、なんでも鑑定団を見てると理解できると思う。
それでも俺は取り扱うつもり、それだけ奥深いし、尚更面白い。

詳しい人が何にもいるので、時々店に顔を出した時に、そも「モノ」について見解を聞いてみる。
かれらは同業者だったり、骨董の先輩だったり、或は、趣味人だったりするけど、貴重な勉強となる。
イイとか悪いとかもあるし、本物や偽物ってのもある。

商売としては、値段であり価格設定が俺の一番の関心ごと。
その人が買いたいと言った時には、俺は損しなけば特売することにしてる。
勉強代は返すようにしてるし、将来の俺の財産になるし感謝の気持ちもある。

チャレンジ精神と好奇心は旺盛な方だと自覚してる。
飽き易いのも分かってる。
負けず嫌いな性分もあり、まだまだ骨董の未知の世界に進みたいと思う。