リサイクル親父の日記

第694話 外から日本を見ること

2012/12/10

仙台と石巻でリサイクルショップを経営してますが、色々なことが起きてます。
出張買取や販売のことなど、俺の感覚でノンフィクションで書きますので、よろしくお読みください。

先日の日経の「大機小機」欄の見出しです。
財政状況、TPP、少子化、社会保障などを外から見て検討するとどうなるか?
記事は全くその通りだと思ったが、実際の政治はかなりかけ離れている。
大局感を持って将来あるべき姿を想像できないのか思う。

国のあり方には俺なりに考えもあるが、しかし現行に対しては現実離れに幻滅を覚えている。
それはそれで、そこから日本を見るとの「日本」を別な言葉に置き換えてみる。
外から「俺の店」を見ると、いろいろ問題もはっきりする。

考え方、発想の仕方の問題だが、置き換えワードは「店」「俺自身」「宮城県」「仙台」・・・とか何でもあり。
客観的と同じ意味になるようだ。
日本維新には少し期待したが、石原と組んでから支離滅裂状態かなと心配だ。

他党が滅茶苦茶過ぎるために、消去法として自民党が相当占めてしまうだろうね。
議席数にもよるが、かなり右寄り政策になるんだろう。
その先の総選挙では、又しても小党乱立して自民党が細る気がする。

どうしようもなくなりながら連立内閣が今より幅を利かせる感じがする。
行きつ戻りつつしながら更に大衆迎合が進むんだろう。
そして必ずいつの日かに財政破綻が来る。

或は、もう直ぐそこなのかもしれない。
すると物価高騰、インフレが渦巻く筈だし、格差も拡大するだろう。
対外的に円は急落してしまう。

インフレはハイパーインフレになる。
すると国債の価値が極端に下がるから財政問題は表面的には解決する。
が・・われわれ国民は物価高に苦しむ。

インフレで見かけの収入は増えてもだ、実際の物価はとんでもなく高騰してる筈だし。
だから俺は、「外から日本を見ること」をしながら、同時に「内から日本を見ること」もしようと思う。
世界情勢が不気味に思えるから、せめて身近なことだけでも早く感じるようにしたい。

金のことを楽観しちゃいけないのは、生きるか死ぬかに直結するためだからね。