2012/12/18
自民党大勝利に、俺は嬉しくも悲しくも楽しくも悔しくも何とも感じない。
ある知人が大喜びしてるのには驚いたが、それ以上に嘆かわしかった。
彼が自民党支持者でもないのに、景気が良くなるからと言って破顔。
インフレターゲット2%を認める日銀総裁を選ぶ方針。
公共事業の大幅増加をする。
円安になってきてるし株価も上昇気味で悪くはないが、でもこれから本気で国債を増やしまくるってってことが疑問。
選挙の嘘ってのは昔からあって、うわべだけ、恰好だけつけてる。
昔の自民党だって、今の民主党だって選挙公約と現実が大きく違っているのが普通。
だから今回自民党を選んだというよりは、自民党の立候補者が3年以上前からコツコツと選挙活動してた成果だと思う。
それに乱立した他の政党が票の奪い合いをやっちゃったから、結果的に自民党に有利になってしまった。
自民党政権ができてからが見ものだろう。
党内調整が上手くいけばインフレへ振れちゃう。
そんな自民党に彼は期待を託している。
「赤字国債・・大丈夫、大丈夫です、日本には金がいっぱいあるから、企業も個人も・・・」
どこで仕入れたのか安易なことを平気で言う。
社会保障充実、公共事業増加、色々やるって言うが、全部借金でって話です。
きっと日本全体で考えると、傷みや辛さを伴うことは先送りするが、いつかは先送りできなくなってしまう。
そして行きつく先が借金大国であり、返済なんかできない国。
あと何年もつか、行くとこまで行っちゃえ!
そんな気分を今度の選挙は反映してるんだろうね。
近くの土建屋のオヤジも喜んでるし・・・今が良けりゃ、それでイイ、先は先のこと・・・