リサイクル親父の日記

第677話 頑張ったお母さん・・・ 

2012/12/23

宮城県の仙台と石巻でリサイクルショップを15年以上やってます。
出張買取の出来事、店舗販売の状況などで何かしら面白いと思うことがあります。
俺なりに切り取って、皆さんに伝えたいとブログを書いてます。

仙台市青葉区木町通り賃貸マンションは地下鉄の駅も近いし、繁華街にも歩いて行ける。
知合いが去年この地域にマンションを買って引越した時に自慢してた。
俺は家具や電化製品を10点くらい配達に行って、その話を聞かされた。

コンパクトシティライフって呼んでもイイのかもしれない。
便利な場所で不自由せずに生活をエンジョイする。
文化もあり芸術もあり美味い物もあり、何でも身近にある生活。

反対に田舎暮らしってもあるが、こっちは何も無くて、あるのは自然と不自由さだろう。
こっちも悪くはないね、晴耕雨読は俺も憧れている。
都会暮らしか田舎暮らしかは本人の考え方だし、実践してみて分かるものだろう。

1Kの部屋は綺麗に片付いている。
段ボール箱は何箱も積み重なってたし、持って行くだろう家具などもまとまっていた。
冷蔵庫、洗濯機、ガステーブル、ベットを売るという。

娘さんの1人暮らしが終わったらしい・・・
「震災があったでしょ・・・だからね、届いたのが遅れてしまって・・・1年半しか使ってないのよ」
1人暮らしようなので小型サイズだ、確かに見た目も綺麗で状態もイイ。

「わたしね、一生懸命綺麗に掃除したんだから・・頑張ったのよ」
申し分ないほど内部も行き届いた状態だ。
「そうですね、分かりました、査定金額をアップします」と俺は宣言した。

洗濯機を運ぶと、そこに埃が見える。
するとお母さんは速攻で掃除する。
冷蔵庫やガステーブル、ベット跡も速攻で掃除する。

でも、この習慣は日本人のお母さんの特徴だった気がする。
俺の小さい時の周りのお母さん達って、みんなこんな感じに振る舞っていたと思うなぁ・・・