リサイクル親父の日記

第686話 初荷だ~ぃ、よいっしょ、よいっしょ・・・

2013/01/07

仙台と石巻でリサイクルショップやってます。
出張買取やお客さんとの交渉って結構面白いですよ。
ブログは本音で書いてますので・・・

昨日の朝の買取が今年初の出張買取でした。
大きなマンションが3棟も並んでるから、世帯数は相当あるだろう。
12月中頃に見積に行ってたので、お客さんの都合に合わせて予定をした。

冬場は天気がどうなるか心配で堪らないが、昨日はベストな感じでラッキーだった。
カリモクの4~5点セットのコーナーテレビ台とダイニングテーブル。
4階のエレベーターに一番近い部屋の3LDK。

旦那さんが迎えてくれて居間に行くと、それらは部屋の隅にまとめて置かれてあった。
やはり直ぐに運び出しできるってのは気分がイイし、段取りのイイ人の場合は俺もノリやすい。
「それじゃ、運びます・・・」軽い声を出してルンルン気味で運ぶ。

小振りの家具3点はとても楽ちんに運べた。
しかし、湾曲部分は縦にしても横にしてもドアーに引っ掛かってしまう。
「確かにここから入れたんだけど・・・ドアーを抜いたんですよ、抜きますよ」彼は申し訳なさそうに言ってる。

廊下と居間のドアーなのだが、普通はドアーを上方に持ち上げるとヒンジ部のボルトからスーッと外れるのだ。
上中下の3ヶ所のボルトがあって、ドアーを持ち上げても抜けない・・・
少し離れてみると、どうやらボルトが渋くなってるようだ。

どうやら地震の影響だったようで、仕方がなく元金具のビスを外して、やっと通ることができた。
家具を持って行ってもらわないと処分するのが大変になってしまうから、ビス外しに彼は真剣だった。
俺もセット物が欠けたのでは価値が下がるしね。

台車に乗せてエレベーターで降ろす、数回同じことをやった。
それからマンションの玄関から外に出すんだが、オートロックなので1人は中に残って押し出して行く。
それも何度か繰り返すのだが、何か一連の作業が凄く懐かしい。

年末から10日間ほど出張買取をしてないからだろうね・・・
これが俺の仕事だべさ、やっぱりこれが労働ってことだ。
初荷だ、初荷だ、心から嬉しさが湧いてきてた。