リサイクル親父の日記

第699話 実感と感覚の違いは・・・  

2013/01/29

午前中、車を運転してたらラジオで聞いたことがある。
TBC放送の女性アナウンサーだったが、今年の仙台の雪の多さについて熱く語ってた。
ここ1週間、アイスバーンで滑ってしまい2回大転びしたそうだ。

その状況をこと細かに話してるというか、時間を潰すためにやたら長く話してる感じだ。
俺はそんなラジオ放送に少し飽きもあるが、他に聞きたい番組もないので運転中のBJMとして黙認(黙聞)してる訳だ。
「今年の冬は本当に雪が多いですよね・・・例年と比べると・・・仙台では5倍、石巻では男と倍ですってよ・・・」

そんなに多いのかよって思わず唸ってしまうが、よく聞いてると、
「山間部では例年の1.2~1.3倍、仙台市内は積雪合計が60cmで5倍、石巻で58cmで8倍・・・」
な~んだ大袈裟な表現だよな、何倍って言わないでよ、何センチとかで話せばイイのに・・・

俺の認識は2回大雪があって、最初は凄く多かったが2回目はさほどではないってこと。
多分最初がドカッときてたし、その後も気温が低くて融けなくて毎朝アイスバーンだった。
そこに2回目が来たが、だから精神的なイメージというかダメージがビシッとあった。

同時にテレビで毎日「大雪、大雪」って聞かされてしまうから、潜在意識に埋め込まれてしまったらしい。
それでも例年よりはドカッときてるのは間違いではないし、特に日影や裏通りは油断ならない。
でも今週末は逆に10度くらいに上昇するし、嬉しいやら、その後の寒さに怯えたりもする。

感覚的に判断することは間違いではないが、正確でもない場合も多々ある。
60cmって聞くと、そんなものか、意外と少ないと思う。
でも、5倍って聞くと、そんなに多いのかってなる。

リサイクルショップをやってて、俺はデーターを持ってないのだ。
恥ずかしい話なのかもしれないが、あえてデーターを保存や記憶をしてない。
自分の感覚で判断するようにしてるし、売れた時の感覚、売れない感覚、仕入れ感覚、失敗の感覚、全てを感覚的に把握してる。

俺の店の場合、売れ筋商品の欠品状態が非常に多くて、それは商品としてはないに等しいのだ。
問屋さんから仕入れて販売する訳じゃないから仕方がない。
仕入れの努力はするが、無いものを仕入れることはできないから、入って来る物をいかに増やす買って努力。

そんなある意味での成り行き次第だから、だからビッグにはなれないんだ。