リサイクル親父の日記

第682話 最近の働く女性って、そんなんだぁ~~

2013/02/24

昨日アップした消防講習会の時に昼飯は外に出た。
なんたって真昼間の仙台中心部でランチなんて、記憶にないくらい前のことでして。
消防の近くもそれなりに混んでそうだし、ところが意外にも食べれる場所は少ないと思った。

徒歩の俺は昼休み1時間以内に戻らないとならないから、10分圏内で探そうと・・・すると、ここはって所がなくて。
まぁ、イイかって訳で近場にしたんだが、これも興味本位だからできるだけ知らない場所、想像できない店にした。
外見が少し不安感を抱かせる風、手描き看板がダサくて、ドアーがウッディで中が薄暗いときてる。

「ランチ グリーンカレー 850円 コーヒー付き」と決して上手な字じゃないが目に入った。
その店の隣に明るくって大きなスパゲッティ屋さんがある、普段ならそっちを選ぶのが俺の習性。
しかし今日は違う、非日常であり、ある種の観光気分があるからね。

ギィギィ~~と押されたドアーが鳴いた。
カウンターはJカーブしてて席は5~6人分、窓と壁際に2人掛けテーブル席が4つ置かれてる奥行きのある間取り。
カウンターに女性客が一人いたので、俺は入口ドアーの脇で窓際テーブル席に外を眺めるように女性客に背を向けた。

若いマスターはナウい恰好してるし、内装も薄暗いがセンスがありそうだし、それが食べ物が美味いかどうかは別問題。
・・彼がメニューと水を持ってきたから、俺は即「ランチを・・」とオーダーした。
カウンター奥の調理場は布のれん1枚で仕切られてるが、彼が調理場にはいっても彼女は話しかけている。

まるで2人のデートを俺が邪魔した感じもしないではないが、彼女は身を乗り出して積極的に話し続けてる。
やがて調理を終えて、彼が丸皿に盛った野菜と五穀米(?)のライス、ポテトサラダ、それにカレーボールをサーブした。
折りかえして小振りのコーヒーカップを置いて行った。

置かれた品品を見て考え込んだのだ、どのようにして食べたらイイか分からないのだ。
初めてフルコースでフランス料理を前にした時を思い出したよ・・・
ここのカレーは本格的なのかな・・・だからスプーンがないんだろうか?

インド人のように手でつまんで食べるんだろうか・・・俺は意を決して聞いた。
「すいませ~ん・・スプーンとかないですか?食べ方が分かんないの・・・」
すると彼は、「あっ~~すいませんでした、スプーンを出すの忘れてましたっ!」
 
それでやっと食べることができたが、グリーンカレーというけど真っ黒気味、野菜は葉っぱだけの物・・・
まぁ、俺が食べてる間中、彼と彼女は会話で盛り上がってるが・・・一方的に女が男を口説いてる感じが漂う。
若い頃にお気に入りの女目当てに通ったスナックがあったけ・・それを思い出したね。

それと同時に他のお客さんが来ないから、経営的に心配も不安も感じ・・たり・・
それは大きなお世話だったらしい、直ぐ後にドカドカと女性客が数組入って来て満席。
それでも入り切れずに帰る始末だったから、俺はサッサと食い終えて勘定に向かう。

昼休みの12時10分過ぎに一斉に来るってことだった、それも女性客ばかり。
彼一人で切り盛りしてるから、それに今は山のようなオーダーを厨房でこなしてる。
ひと段落するまでカウンター前で待つしかないが、例の彼女はなんとドップリ鎮座しながらシステム手帳を広げてる。

お客さん全員が2~30代の働いてる女性、昼飯に通う店、姦しい会話が空中戦を繰り広げてる。
ちょっとなら俺も快感を覚えるが、5分と持たないなぁ、うるさくて、それに内容が低級過ぎて・・・
あぁ、やっぱり隣のスパゲッティ屋にすれば良かったのかも知れない。