リサイクル親父の日記

第690話 若いって素晴らしいよ

2013/03/16

3月中、これから3月末にかけて学生の引越し真っ盛りとなる。
月初めから件数は上がってて、俺もそれなりに学生引越しを手掛けている。
だからブログのテーマには事欠かないけれど、まとめる俺が乗り気がしない。

学生でも男子の場合だと、部屋の状況が総じてよろしくない。
近年は女子の場合でも似た状況が増えていると実感してる。
そのことをアップするのは俺自身が辟易気味・・・でした。

昨日の学生たちはとっても清々しくて好感が持てたんで書きたくなった。
店からは1時間の遠距離で仙台北環状線から山側に入った場所。
山側といっても密集した住居地帯であり、ただ地形的に山側であるのだ。

電話ではアパート2階と言ってた、駐車場はないから路駐して欲しいとも言ってた。
それに彼が手を貸すとも言ってたから、俺は楽勝だろうと想像した。
しかし住宅地図だと、どうも急勾配らしい上にアパートが建っていそうだ・・・

そして現場に着いて驚いたのなんのって、その辺は山の縁で全部が急勾配の石垣とコンクリートで覆われているのだ。
アパート専用階段が各家毎に設けてあるが、付近に原付バイクが数台止めてあった。
トラックを数十メートル先に止めて、俺は階段を登って、登って、敷地に建って今度は鋼製階段を登って・・・

・・と、その時、後方から「あの~~リサイクル・・・・ですか?」
息切れて俺は振り向いて学生を確認して、「そうですよ・・・それにしても2階って感じないね、4階か5階って感じ・・・」
「そうですよね、それで友達二人を手伝いに頼んであります」

俺ら4人で彼の部屋に行って、それぞれが運び始めた。
歳の俺だから余計きついんだけど、1往復すると息が上がり気味、重いものだとゼイゼイと喘ぎたくなる。
俺は1回運ぶとトラックに積み込みを行う、その間に3人のヤングメンはスイスイと運んできてる。

その繰り返しを数回やったろうか、だから俺は楽勝(?)できた。
でも同時に若さが羨ましくってしょうがないよ。
運び方なんて分からない彼らは、例えば、冷蔵庫を二人で平行に持ち、階段をむりくり水平に下げてきてる。

洗濯機は注水ホースも排水ホースも取り外して、本体だけしか持って来なかったとか・・・
でも、そんなの関係ねぇ~~、こんなに助けられてる俺は、せめておと思いながら、少し教えたけど・・・
「冷蔵庫は前後に持つ方が運び易いし、洗濯機のホースは・・・」

講義を聞くような感じで話を聞いた後、「ありがとうございました、助かりました」とお礼まで言われて。
俺も「いやいや、こっちこそ大助かりでした、ありがとうございます」